テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

2日目 四国鉄道文化館・南館 その2

国鉄道文化館の新しい方、南館を見て回っています。

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しばらくキハ65形にべったりした後は、隣のDE10にシフト。
北から南まで広く活躍しているDE10ですが、ここに保存されているのはそのトップナンバー車。1966年に製造された試作車のうちの1両で、松山に配備されました。
現在では四国の現役DE10もかなり数を減らしてしまいましたが、そのトップナンバー車がここで保存されていうるのは誇らしいことですね。

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DD51とかにも言えますが、凸型機関車は本当にかっこいいですね。
かつてDF50の箱型な感じに魅力を感じられないでいたのも、彼らが抜きん出てかっこよかったからだと思います。

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順路に沿って歩くと再びキハ65形の近くに来ますが、車内に入れるように開いている扉と反対側(非公式側)にはサボが刺さっていました。
運転室にヘッドマークが置いてあった、「あしずり」運用の時のものでしょうか。

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館内をぐるっと回る形で再びC57の近くに戻ってきますと、往年の西条駅を模した場所に行き着きます。ここにC57が停車している風な感じになります。

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そのホームには、こんなもの掲げられているのですが・・・
マニアックすぎる!!準急やしまなんて2年しか走っていなかったのに・・・
ちなみにその準急やしまは四国初の気動車準急で、1958(昭和33)年に新設され、高松桟橋と松山を結んでいました。この時刻表はよく見ると昭和34年6月のものとなっていますが、この年の9月には運転区間八幡浜まで延長されます。また、その直前には高松桟橋駅が高松駅に統合され廃止になっています。
そして、運行開始から2年で早くも準急いよに吸収されて廃止になりました。
多喜浜行きの列車があるのも興味深いですね。

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ちょうど運転のタイミングだったので、四国各地を模しているHOゲージのジオラマを見学。
西条駅を中心に、四万十川や瀬戸大橋など、四国の景色が綺麗に再現されていました。西条らしく、だんじりを配置しているのもいいですね。

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ジオラマの近くには、「増田コレクション」として、この文化館の設立や運営に関わった増田浩三氏寄贈のHOゲージコレクションも展示されていました。
キユ25ほか、非常に興味深い車両の集まりでした。

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これにて四国鉄道文化館の見学は終わり。
キハ65をはじめとして、とても来た甲斐のあるところでした。北館は今までにもなんども来たことがあったと書きましたが、これからも南館と一緒に度々訪れたいところです。

さて、この日の旅はこれで終わり。
隣の石鎚山駅に移動して、この日の宿泊地へ向かいました。

もう5月なのに未だに3月初めの記事を書いているという遅筆ぶりに頭を抱えますが、これでようやく3日間の旅の2/3が終わりました。
もうしばらくお付き合いいただければ幸いです・・・