テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

3日目 阿南タッチ

徳島に到着し、あとは高松まで北上して旅は終わり・・・なのですが、素直に帰るにはまだもう少し時間に猶予があるな、ということで。

イメージ 1
四国四県の中でも特に国鉄の香りが強く残る徳島(個人の感想です)は、もはやほとんどキハ47系最後の砦。
重厚感のある車体に四国色の組み合わせは、それだけでご飯何杯でもイケる僕にとってのいいおかずです。

イメージ 2
キハ47をうっとりした目見つめていると、隣にキハ185系が入線。
特急むろととして到着です。

「むろと」として到着したわけですが・・・

イメージ 3
こうなって、

イメージ 4
こうして、

イメージ 5
こうされます。

イメージ 6
そう、この車両は折り返し「ホームエクスプレス阿南」としての運用につくのです。
特急としてはかなり短区間な距離ですが、徳島からその郊外を抜けて阿南までを走る列車で、名前の通り通勤通学の帰宅者向けに設定されている列車となります。土日祝日も関係なく運行される定期列車ではあるのですが。

さて、これに乗って阿南までをちゃちゃっと往復してしまうことにします。

イメージ 7
やはり一番前の右側席を確保。
この列車は阿南より先頭車の半室が指定席として設定されていますので、しっかり指定席券を発行してもらいました。

日が落ちて暗くなっていく中、途中駅で若干の乗降がありつつもほとんどの乗客が最後まで乗ったまま、30分に満たない短い旅を終えます。

イメージ 8
阿南駅舎。綺麗でかっこいいですね。
乗ってきた列車の折り返しで徳島方面へ舞い戻るので、阿南周辺で何かをするという余裕が全くなくて残念です。

イメージ 9
徳島行きはガラガラかな?と思っていましたが、思ったより多くの乗客を乗せて再び徳島方面へと走り出します。
とはいえ座れないなんてことはありませんから、自由席をしっかり確保して、すっかり陽の落ちた車窓をぼんやりと眺める作業に徹します。

イメージ 10
徳島に帰ってきたら次はこれ!
この旅で一度は乗っておきたかったキハ40系です。
鳴門行きですから、この際鳴門線走破もしてしまいところなのですが、鳴門駅周辺に関してほとんどノーリサーチだったものですから、今回はパス。
とりあえずはこのキハ40系に乗って、勝瑞を目指します。

イメージ 11
大部分がロングシート化されてしまい、残されたボックス部は4ボックスとかなり寂しいもの。逆になんで残したん?と聞きたくなるところですが、残してくれてるんだからありがたく座ります。
徳島発車後には車内チャイムも聴けて、ここにきて旅気分がさらにアップ。勝瑞までの短い区間しか乗らない計画を立ててしまったことを少し悔やみました。

イメージ 12
ここから先乗る特急の指定席券も確保してしまっていることから、鳴門まで行ってしまい気持ちを抑えて下車。
3両つなげて見ごたえのあるキハ40系を見送りました。

さて、いよいよあとはうずしおに乗って高松へ帰るだけ。
旅もようやく本当のラストスパートです。