テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

3日目 旅の終わり

キハ40に揺られて勝瑞にやってきました。
ここでは特に何をするでもなく、後を追うようにやってくるうずしおに乗り換えです。

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この日、そしてこの旅で最後に乗る列車はうずしお28号。
高松寄り先頭車は2424号車で、N2000系の量産先行車。初めて見ました。

ちょこちょこ停まりながら、20時半過ぎごろ高松に到着。
この春の四国旅行が概ね終わりました(船で神戸に渡るところまで続きますが)

さて、帰りのジャンボフェリーまではまだしばらく時間がありますので、四国から去るのを惜しむかのように高松駅で撮影タイムです。

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キハ185系充当のうずしお29号。1日2往復のみのレアものです。
N2000系うずしおと違って、ヘッドマークの地色が緑色ですね。
どうしたってN2000系と比べて性能が劣ってしまうわけですが、うずしおという列車がなんとも停まりまくる特急なものですから、充当車両の違いがダイヤ上の違いに大きく現れないとか・・・

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この春の改正で岡山乗り入れが復活したという6000系
これには乗ったことがありませんから、そのうち狙って乗り鉄してみたいものです。

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寝台列車の残党、サンライズエクスプレス。
琴平延長が行われたり、出雲単体で増便されたりと元気はあるサンライズですが、もはや夜行というだけで何も楽観できない世知辛さ。
「車両はまだ古くないし」なんて考えず、機会があるならばどんどん乗りたい列車の一つです(機会がないから困る)。

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いよいよ121系改め7200系が運用を開始しましたね。
最末期とはいえ国鉄の臭いが抜けきれなかったこの車両が、現代っ子な音を出しながら最新の台車を履いて走る姿というのはとてもとても気になります。
ただ、この水色の四国色が消えていくのは寂しさもあります。
JR四国ほど車両にコーポレートカラーをまとわせたがるところもなかなかないなと思っていたのですが、8000系のリニューアルあたりから水色を脱ぎ捨て始めてしまったのは個人的に残念。。

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切り欠かれたスタイルの2番線に佇むキハ40。
逆に四国のこいつが水色を脱ぐと言うなら気になるんですけどね(やって欲しくはないけど)。7200系よろしく、1500系に性能合わせて緑色に・・・なんてことになったら、水色が、とかよりまずJR四国のお金のなさに涙が浮かびます。

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これでJRをとるのは最後の一枚。
特急乗り放題の中で、やはりよく乗ったのはこの2形式でした。
線形条件の悪い四国の線路をスイスイと駆け抜ける姿は乗っていても非常に気持ちよく、ますます好きになりました。
2000系は8600系の登場の際には「老朽化」なんて言葉まで出されてしまう歳になりつつあるわけですが、まだまだ四国のリーダーとしての活躍を見ていたいですね。

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最後にちらっとことでんを見てからジャンボフェリーへ。
ブレてるし暗いしでなんとも締めくくりの写真にはふさわしくない感じもしますが、最後にちらっと覗いたら元京急車2形式が並んでいてくれたのは嬉しかったです。

さて、3月よりダラダラと書いてきたバースデイきっぷの旅、以上で終了です。
3日間の旅を3ヶ月以上かけて書くという遅筆ぶりに自分がビビります^^;
しかしはまなすの方は未だ1日目を終えたところ・・・
梅雨が明けたら夏なのに、まだまだ春のことを引きずるわけですが、温かく見守ってください。。

最後まで行きつくのに随分とかかってしまいましたが、JR四国が発売しているバースデイきっぷ、そして四国(今回はほとんど愛媛ですが)の魅力が少しでもお伝えできていたら幸いと思います。
稚拙で遅筆なこんなブログですが、これを読んでもし四国を訪れてみようという気になる人がいたらいいなと思いながら、今回の旅の記録を締めたいと思います。
ありがとうございました。

「2016 バースデイきっぷの旅」 おわり