テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

2日目 四国鉄道文化館・南館

北館を出て、伊予西条駅南側に新設された南館へやってきました。

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こちらへ来るのは初めてです。

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入ると早速C57とキハ65が目に飛び込んできます。
自分の中でトップクラスで好きな車両(583系と同率一位?)を目の前にして、テンションはこの日最高潮。

ガンガン進みたいところですが、ここは落ち着いてゆっくり見て回ります。

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まず最初はC57 44。
北館の0系のように、西条市長や国鉄総裁を歴任した十河信二氏にちなんで西条へやってきた車両で、この南館に入るまでは同じ西条市内の公園で保存されていました。
十河信二氏の雅号にちなみ、「春雷号」の愛称が付けられています。

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続いては、もう、たまらなく好きなキハ65形。
大好きな車両が日本で唯一現存する場所が自分の生まれ故郷だなんて、なんと幸せな巡り合わせでしょうか。
それにしても凛々しい佇まいですね。ほんと、惚れ惚れします。

車内に入ってみましょう。

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オリジナルのシート形状ではありませんが、現役時代そのままのボックスシートがズラーっと並びます。
一度でいいからこの車両で旅をしたかった・・・
そういえば、車内の明かりはオリジナルの蛍光灯ではなく、網棚の上から間接照明のような照らされ方になっていますね。

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エアコンも、車両本来のものではなく、家庭用のものが取り付けられています。

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ちなみに、室外機は妻面の貫通路上に設置されていました。

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ちょっとわかりにくくなってしまいましたが、車内端部のシートは出入り口広さ確保のために若干幅が狭くなっています。これは初めて知りました。
あと、前部の一列のみボックスになっていないというシート配列も初めて知りました。

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シートに座り、窓を開け、DE10を眺める。幸せな時間が流れます。
鉄道文化館としてはちょっとアレですが、この時は僕以外に客が一人もおりませんでしたので、かなーりのんびりしてしまいました。
ぼんやりしていると、客車を引くDE10と駅で交換しているかのような情景が目に浮かんできます。そのうちディーゼルな音も聞こえてくる気がします。
妄想力は豊かな方が楽しいですね(笑)

しばらくのんびりしたら、キハ65形から降りることとします。

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降りる前に運転室を覗くと、助手席側には急行「あしずり」のヘッドマークが。
これを掲げる日もあるんだろうなぁと思いつつ、外へ出ました。

さて、キハ65形からまだ離れられない僕はもうしばらく外を眺めることとなりますが、容量がいっぱいなのでそれは次回へ続くこととします。