夜汽車で往こう!ムーンライトトリップ。 ④
青梅鉄道公園をあとにし、次の目的地目指して再び列車旅です。
青梅から乗り換えなし、青梅特快で東京までひとっ飛びです。
駅前広場の工事が終わり、駅舎を広く見渡せるようになった東京駅。
工事終了以降にも何度か東京駅には来ているのですが、晴れていたのはこの日が初めて。早朝の人が少ない時とかにも撮りに来てみたいです。
ちょっと距離があるので、グリーン車課金です。快適快適。
木更津に到着したのは、16時も回って夕方の雰囲気が増してきた頃。
久留里線を乗り潰しに行ったりというのも少々考えたのですが、今回は別の目的地へと向かいます。
やってきたのは、海に向かって電柱が伸びてゆく幻想的な風景が広がる、江川海岸というところ。昔から来てみたかったんですよね。
満潮時にはそれこそ海中から電柱が生えている画になるそうで、海面に景色が映る様は、日本のウユニ塩湖などと呼ばれることもあるそうです。
このあたりは潮干狩りのスポットにもなる貝の漁場だそうで、遠浅の海上に密漁防止の監視所が設けられ、そこへ電気を引くために建設されたのがこの電柱だったそう。
千葉県内には他にも二箇所ほど同様の施設があったそうなのですが、近年電柱の撤去が進んでいるようで、残すはここ江川海岸だけなのだとか。ここもいつまでもある景色とは言えないとのことで、「撮れるものは撮れるときに」の精神で今回訪問したというわけです。
干潮で天気もイマイチというやや残念なロケーションにはなりましたが、みたいものは見れたかなという感じです。機会があればより良い条件下で撮影に来たいところ。
実際に訪れてみて気がついたのですが、ここは羽田空港へ降りる飛行機の航路直下。
電柱の景色を撮影している間にも、ひっきりなしに飛行機が通過していきます。
まだ空港まで距離はあるので、そこまで低空で飛んでいくわけではないのですが、ある程度の望遠があればそこそこいい感じの撮影ができそうな場所でした。
飛行機を撮るためにも、やはりここにはまた来てみたいですね。
カメラを片付け、さて木更津駅に戻ろうかとした瞬間。
近づいてくる機体に何かを感じて再びカメラを取り出し、撮影。
シンガポールとの間を毎日1往復しているとのことで、機会があれば乗りたいなと画策してしまいます。
木更津からは、木更津→千葉→佐倉→成田というルートで、ひたすら209系を乗り継ぎます。
千葉の209系と言えば、より手軽に自転車旅と列車旅を組み合わせることができるようになった、サイクリスト特化型観光列車「B.B.BASE」が気になります。
高校時代はロードバイクが欲しかったのに、結局買えずじまいで今まで来てしまった私ですが、こうして自転車の旅が盛り上がりを見せている今、流れに乗るチャンスなのでは・・・!?(などと言っている間に就活ですわ)
本線と空港支線は千葉方面から直通してくる列車が多く、車両も先ほどの209系やE217系など、千葉の雰囲気が濃い路線。対する我孫子支線は、写真の通り常磐線からやってくるE231系が充当されているなど、別路線的なイメージが強い路線です。実際、我孫子支線から本線に直通する列車はないなど、系統的にも分かれています。
麺の味や質は正直まあこんなもんよねというところですが、実質唐揚げがメインのこの商品は、見た目にもお腹にも満足感を与えてくれました。
駅そば大好き人間なので、訪れた先々で駅そば屋によるのですが、こういうオリジナリティは旅の思い出としても非常に面白い1ページ。ここもまた行きたいです。
前回乗ったのが2年前の夏かと思うと、そろそろまた乗りたいなとなってくる頃。
大学が金沢で実家が大阪となるとなかなか乗る機会づくりに悩むのですが、またうまいこと旅程を組んで乗車したいところです。瀬戸の方しか乗ったことがないので、次に乗るなら出雲で出雲市まで行ってみたいですね。
さてさて、サンライズエクスプレスは見送りましたが、私もこの日は前夜に続いて夜行列車の旅が待っています。
22時過ぎ。ぼちぼち始発駅となる新宿へと向かうことにしましょう。
あちらこちらへ行ったり来たり、乗りたいもの行きたいところをうまいこと巡れて充実した1日でした。
続きます。