テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

年末帰省はきらきら18修行の旅で。 ②

のってたのしい列車、快速「きらきらうえつ」に乗車して、新潟を出発しました。

イメージ 1
白新線新発田方面へと向かう道中で、早速呑み始め。
まだ午前中ですが、呑む気満々です。とりあえずはビールで、お酒を入れる気分作りから。
ビールはサッポロが好きなのですが、茶屋にその新潟限定品があったので、迷わず買ってきました。
まずは自席に戻って、雪を眺めつつゴクゴク。うまい。
のんびり呑むつもりが、新発田に着く前に空になってしまいました。

イメージ 2
ビールを思ったより勢いよく飲んでしまったので、このペースは後の旅に響くなと自制。
しばらく我慢して、再び日本海を見られるようになったあたりで、日本酒に突入しました。
ワンカップで用意された3種飲み比べのセットと、アテには鮭の焼漬を。
日本酒に合うよね、鮭。Shu*Kuraに乗った時も鮭のアテをいただきましたが、今回のこれもまたうまいのなんの。グイグイいけちゃいます。


イメージ 3
景勝地笹川流れにほど近い桑川駅では、7分ほど停車。
車外に出て、反対側のホームから編成をしっかり記録できました。
やはり車体は485系の雰囲気を微塵も感じませんが、足回りは、言われてみると確かにそうなのかな、という面影をかろうじて見て取れます。

イメージ 4
桑川駅の目の前には、道路を挟んですぐに、この荒ぶる日本海が広がります。
空が暗くてわかりにくいですが、彼方に見える陸地は佐渡島でしょうか。

桑川を発車し、呑み再開。
気持ちよくなってきたところで、KATOから、続報を心待ちにしていたJR四国の2000系発売に関する情報が発表されました。
これがもう、あんまり嬉しくて、そこそこお酒に自信のある僕なんですが、この発表を受けて酔いが完全に回ってしまいました。

イメージ 5
楽しい気分最高潮のまま、あっという間に(記憶が抜けている間に)酒田に到着。
もはや酒田での記憶はほぼないのですが、写真はきっちり撮っているものですね。
乗客を降ろしたきらきらうえつは、新潟に戻る便まで時間が結構開くので、早々に留置線へ引き上げて行ってしまいました。
後半あまり覚えていませんが、とにかく気持ちよく楽しめた列車でした。

で、酒田では
・駅前で小さな階段に気づかず大転倒
・(小学生レベルの)卑猥な言葉とともに、同行の友人に雪玉を投げつける
などの、完全な酔っ払いの醜態を晒してきました。
飲んだ量は知れているのにここまで酔っ払うとは、、いかにきらきらうえつでの時間が楽しく、KATOからの発表が嬉しかったかがよくわかりますね。反省します。

イメージ 6
酒田からは一旦羽越本線を引き返すようにして、陸羽西線の列車に乗車します。
特に表記はありませんが、この列車は快速「最上川」。
東北にはこのほかにも、愛称が定められた快速がいくつかありますね。
急行型キハ110を体験できる快速「はまゆり」と、早朝に下り一本のみかつ、名前が独特な快速「アテルイ」が気になる存在です。
なお、このあたりになっても、記憶の方は曖昧なまま。
結局、余目から陸羽西線に分岐したあたりで寝てしまいました。

イメージ 7
気がつけば、終点の新庄。
8月に初めて降り立ったばかりだった新庄に、たった4ヶ月でまた来てしまいました。
前回は奥羽本線で南北に通過しましたが、今回は陸羽西線から東線へと、東西に抜けていきます。

イメージ 8
新庄での乗り換え時間で甘いものを食べたら、ようやく酔いも冷めて来て、記憶のある旅の再開です。
さらに内陸へと向かっていく陸羽東線の車両は、西線のそれよりも雪をまとい、東北の厳しい冬を感じさせます。
今シーズンは暖冬と言われましたが、この時はちょうど寒波が来ている時だったので、陸羽東線の山中はかなり積もっていました。

イメージ 9
途中の鳴子温泉で列車を乗り継ぎ。
温泉と聞くと、立ち寄っていくのも旅の醍醐味ではあるのですが、我々は18きっぷの修行僧。少しでも距離を稼がなければならないという使命を全うすべく、短い乗り継ぎ時間でさらに東へ進みます。

イメージ 10
鳴子温泉から揺られること1時間で小牛田に到着。
さらに東北本線の列車に乗り換えて、仙台へとやって来ました。
早朝から同行して来た友人とは、仙台の少し手前、岩切で解散。彼は列車を降り、利府支線へと向かいました。(その後仙台から仙山線で山形へ向かった模様)
僕は夏に利府支線を含め東北本線は乗り潰してあるので、今回はパスです。
2018年最後の金晩、仙台駅はさすがに賑やかで、東北最大の街を感じました。

すっかり日も暮れてしまいましたが、時刻はまだ19時半。
前述の通り、今回の僕は18きっぷ修行僧。仙台を楽しみたい気持ちをこらえて、さらに旅を続けます。
続きます。