テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

冬の旧線ハイキング!福知山線を歩く。 ④

武庫川を渡り、川が線路の左側に転じたら、ハイキングコースも終わりが見えてきます。

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長尾山第一トンネルを抜けると、展望広場という、ベンチなども整備されたビュースポットが。
桜に紅葉に雪景色、四季折々の美しい景色を眺めることができるようです。

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長尾山第二トンネル付近からは、ハイキングコースも少し年季の入った感じが。
先ほどの展望広場あたりまでは、以前から整備がされていたみたいです。

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長尾山第二トンネルは、線路跡がやや深めに埋まっていて、廃線になってからの時間を感じます。
これまでのトンネルと違って、短い直線のトンネルなので、突入するのにも安心感がありますね。

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第二トンネルに続いて、すぐに長尾山第三トンネル。
ここまでいくつもトンネルをくぐってきましたが、これが最後かと思うと寂しい・・・ということはなく、寒いので急いで武田尾駅にたどり着きたい気持ちでいっぱいです。

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ハイキングコースの終点は、生瀬までのコース整備に合わせてか、かなりがっつり工事をした感じでした。
最後に渡るこの橋は橋台も新調されてピカピカですが、以前からここにはガーター橋があったはずなので、もしかすると桁そのものは流用しているのかもしれません。

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旧・武田尾駅付近(コース終点からすぐの駐車場あたりが跡地らしい)から、現在線を眺めます。
旧線跡はこの先も川沿いに道場駅まで続きますが、トンネル閉鎖や橋梁撤去が行われているなど、簡単には探訪できなさそうです。(この先すぐのところにあるトンネルの一部までが限界らしい)
廃線探索は気になりますが、立ち入り禁止区域に入る度胸も、寒さに打ち勝つ強靭な体も持ち合わせていないので、大人しくこれで退散します。

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最後期にはDD51牽引の客車列車やキハたちがゆったりと往来した福知山線も、今ではステンレス製の通勤列車が頻繁に快走する路線へと変化しました。
生瀬から2時間以上かけて歩いてきた区間を、トンネルで直線的に突っ切り、ものの5分で走破してしまいます。
今見てきた、風光明媚な車窓だったと言われる旧線を思い浮かべながら、2000m超の名塩トンネルへと入って行きました。


今回はいかんせん寒すぎました。
もしまた行く機会があれば、暖かい季節を選ぶことにしましょう。
寒い中連れ回した相方には悪いことをしましたが、でも、このあと温泉に行ったら、最高に気持ちよかったです。

以上です。