テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

冬支度。-ラッセル車とトロリーバスと- ④

ダムカレーを食べて黒部ダム観光を終えたら、再びトロバスで扇沢へ戻ります。

イメージ 1
黒部ダム駅改札口付近には、トロバスの歴代車両を写した記念装飾もありました。
3代目は1993年の登場で、25年間の活躍でした。

イメージ 2
往路では前面展望を楽しみましたので、復路の便は、一番後ろから時々振り返って景色を眺めます。
後ろから、続行の2台目が追いかけてきているのがわかりますね。

イメージ 3
途中の信号場にて。
行きはこの日の初便だったために行き違いがなく、帰りでなんとかその様子を収められたのは良かった。
写っている2車両とも、車両上部の標識灯がオレンジ2灯点灯になっていますね。これは、続行の一番後ろの車両であることを意味するらしく、すなわち、こちらは計2両体制、対向は1両での運転であるとわかります。
ところで、この行き違いではスタフ交換を見ることができるのですが、これは一番後ろに陣取っていたために撮影できず。

イメージ 4
ちなみに、ハンドル右奥に写っている水色の板がそのスタフ。
水色は通行票"C"となり、扇沢から黒部ダムまで全区間の通行を許可されていることを示しています。これは行きの列車で撮ったものなので、途中交換がなかったことと一致しますね。
なお、交換がある場合には、扇沢~信号場間で黄色の通行票"A"を、信号場~黒部ダム間で赤色の通行票"B"をそれぞれの区間を走る列車の先頭車が持つことで、閉塞を確保していたようです。
これは、電気バスになってからも受け継がれるのか、気になるところです。

イメージ 5
扇沢到着直前には、後継の電気バスを見ることもできました。

イメージ 6
トロバスと電気バスのツーショットが撮れるかなと思ったら、車庫のシャッターが閉まり始めたので、大慌てで撮影。
トロバスは顔の半分しか写ってないし、電気バスはお尻の下半分しか写っていないという中途半端な写真ですが、まあこれはこれで。

イメージ 7
車庫のそばには、早くも廃車になったのか、トロリーポールや標識灯、バンパー周りなどが撤去されてしまった車両も留め置かれていました。

イメージ 8
扇沢駅で、ロータリー場になったホームに沿って、ずらりと並ぶ車両たち。
運用についた車両がある一日中往復しているわけではなく、便ごとに並んだ前から車両を使っていくスタイルになっていました。
これは乗客数に応じて続行する車両数を増減しやすくするため?はたまた、車両の使用機会均等化を図るためでしょうか。
何にしても、ずらーーーっと大量に車両が並ぶ姿は壮観でした。

イメージ 9
トロリーバス“線路”のため」という、横断禁止を知らせる注意書き。
「線路」というと、レールのことを思い浮かべがちですが、定義上は路盤や架線などの給電設備、保安設備なんかも含まれる言葉なんですよね。
誰がどう見ても道路なんですが、トロリーバスが走るゆえの「線路」。
この
ダムカレーを食べて黒部ダム観光を終えたら、再びトロバスで扇沢へ戻ります。

イメージ 1
黒部ダム駅改札口付近には、トロバスの歴代車両を写した記念装飾もありました。
3代目は1993年の登場で、25年間の活躍でした。

イメージ 2
往路では前面展望を楽しみましたので、復路の便は、一番後ろから時々振り返って景色を眺めます。
後ろから、続行の2台目が追いかけてきているのがわかりますね。

イメージ 3
途中の信号場にて。
行きはこの日の初便だったために行き違いがなく、帰りでなんとかその様子を収められたのは良かった。
写っている2車両とも、車両上部の標識灯がオレンジ2灯点灯になっていますね。これは、続行の一番後ろの車両であることを意味するらしく、すなわち、こちらは計2両体制、対向は1両での運転であるとわかります。
ところで、この行き違いではスタフ交換を見ることができるのですが、これは一番後ろに陣取っていたために撮影できず。

イメージ 4
ちなみに、ハンドル右奥に写っている水色の板がそのスタフ。
水色は通行票"C"となり、扇沢から黒部ダムまで全区間の通行を許可されていることを示しています。これは行きの列車で撮ったものなので、途中交換がなかったことと一致しますね。
なお、交換がある場合には、扇沢~信号場間で黄色の通行票"A"を、信号場~黒部ダム間で赤色の通行票"B"をそれぞれの区間を走る列車の先頭車が持つことで、閉塞を確保していたようです。
これは、電気バスになってからも受け継がれるのか、気になるところです。

イメージ 5
扇沢到着直前には、後継の電気バスを見ることもできました。

イメージ 6
トロバスと電気バスのツーショットが撮れるかなと思ったら、車庫のシャッターが閉まり始めたので、大慌てで撮影。
トロバスは顔の半分しか写ってないし、電気バスはお尻の下半分しか写っていないという中途半端な写真ですが、まあこれはこれで。

イメージ 7
車庫のそばには、早くも廃車になったのか、トロリーポールや標識灯、バンパー周りなどが撤去されてしまった車両も留め置かれていました。

イメージ 8
扇沢駅で、ロータリー場になったホームに沿って、ずらりと並ぶ車両たち。
運用についた車両がある一日中往復しているわけではなく、便ごとに並んだ前から車両を使っていくスタイルになっていました。
これは乗客数に応じて続行する車両数を増減しやすくするため?はたまた、車両の使用機会均等化を図るためでしょうか。
何にしても、ずらーーーっと大量に車両が並ぶ姿は壮観でした。

イメージ 9
トロリーバス“線路”のため」という、横断禁止を知らせる注意書き。
「線路」というと、レールのことを思い浮かべがちですが、定義上は路盤や架線などの給電設備、保安設備なんかも含まれる言葉なんですよね。
誰がどう見ても道路なんですが、トロリーバスが走るゆえの「線路」。
この注意書きはそれをどこまで意識したものかはわかりませんが、きっとこれも、電気バスに変わったら無くなってしまう表現でしょう。

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満足するまでトロバスの写真を撮って、今回の目的を完全達成。
あとはまた、金沢までひたすら車を運転して帰るだけです。
来た道を帰ってもおもろ無いなということで、一旦松本あたりまで南下して、国道158号安房峠を越え、高山から白川郷を抜けて南砺に向かうルートをとりました。
最後の写真は、梓川に3つ連なる東電の発電ダム、安曇3ダムの一つ、水殿ダム。
近くの道の駅が臨時休業だったためにダムカードをゲットすることは叶いませんでしたが、このダムのさらに上流にある奈川渡ダムではその天端を国道158号で走り渡ることができたりするので、なんだかこの日は、たくさんダムを目にする日でした。

今頃着々と電気バスへの移行準備が行われている(かもしれない)関電トンネルトロリーバスや、この冬は暖冬であまり出番のなさそうなラッセル車も撮れたこの旅。
眠さゆえに終盤運転はなかなかに緊張しましたが、またこんなお出かけもしに行きたいですね。

以上です。