テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

乗ろう!登ろう!山開き!! ④

上越国境にそびえる山、谷川岳に登ってきました。

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標高1,977m、谷川岳の最高地点・オキノ耳より景色を眺めます。
奥に見える鳥居が先ほどまでいた頂上社で、さらにその奥には一ノ倉岳の姿も見ることができます。

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正真正銘、ここが頂上。2,000mには満たない山ですが、登りきった満足感はひとしお。

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この日は天気がとても良く、山頂からはかなり遠くまで見渡すことができました。
北東方向を向くと、どっしり台地のような形をした苗場山、そしてその遥か彼方に、雪をかぶった北アルプス、白馬岳も顔を出してくれました。

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下山を前に、腹ごしらえ!
(友達が)持ってきたバーナーとコッヘルを使って湯を沸かし、上野駅で買っておいたカップヌードルを喰らいます。
カップ麺はあんまり食べないのですが、こりゃうめえ。山の上効果でさらにうめえ。
幸福度の高い山頂での時間でした。

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お腹も満たしたところで、少しずつ下山へと向かいます。
下り始める前に、オキノ耳と対で山頂とされる、トマノ耳にも寄りました。
こちらの標高は1,963mで、トマノ耳と比べると若干低くなります。
天気はいいのですが、太平洋側からモクモクと押し寄せる雲で、背景は真っ白になってしまいました。

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行事に参加できたり、天気が良かったり、何かと満足度の高かった今回の登山。
ずっと来たかった谷川岳、最高の気分で下りることができました。
登ってくるときほど渋滞することもなく(岩場などではどうしても待ちが発生しましたが)、スムーズに、半分走るようなスピードで下山。いいペースでした。

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朝はひんやり涼しかったのに、正午を回ってすっかり暑い土合駅まで戻って来ました。
着いた時は暗さに加えて、お祭りムードとごった返す人であまりよくわかってませんでしたが、こんな駅舎だったのですね。立派な構えです。

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下り線は驚きのモグラ駅ですが、上り線はこの通りの地上駅。
実際にはホームに面した1線しか使用されていませんが、かつて1面2線の島式ホームだった頃の雰囲気が色濃く残る構内でした。

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この駅は高崎支社の管轄駅(最北端)ですが、定期でやってくるのは全て新潟支社の運行列車。新型E129系が、国境を越えてやって来ます。
115系が来ていた時代ならもっと旅情にあふれていたのかもしれませんが、この車両も案外悪くないな、そう思わせるのどかな景色です。

割と混んでいて座れませんでしたが、とりあえず、2つ先の水上まで。
この辺りの上越線は、モグラだけでなく、もう一つ見所が・・・
そんなのも楽しみにしながら車窓を眺めて過ごします。

続きます。