さようなら、大阪市営地下鉄。
2018年4月1日、大阪市営地下鉄は大阪メトロヘーーー
民営化が発表されてからは、地下鉄を使うたびに地下鉄マーク、いわゆるマルコマークを撮ってきましたが、最後にまとめて記事にしたいと思います。
既出ですが、梅田駅の改札口にて。
こちらも御堂筋線の梅田駅。JRの御堂筋口に隣接した入り口のところです。
大阪市営地下鉄85年の歴史の中で、大阪ステーションシティとともに過ごしたのは7年ほどでした。
最新とは言っても、今年で開業から12年も経つんですね。
地下鉄、ニュートラムの料金表。
きっと今頃、この料金表も新たなものに交換作業が行われているのだろうなと思いつつ記事を書いています。
西長堀駅には、随分といい雰囲気の看板が残っていました。
こういうタイプの方が、案外民営化後もしばらくは生き残るのかなと思ったりもしますが、実際のところはいざ知らず。
西長堀なんてなかなかいく機会のないところでしたが、いいタイミングで中央図書館へ行く用事ができてラッキーでした。
同じく西長堀駅にて。これもなかなか渋いサインですね。
これらも、大阪市営地下鉄時代を偲ぶアイテムとして、しばらくは残って欲しいなと思うばかりです。
いよいよ民営化目前となって、記念のヘッドマークが掲出されるようになりました。
ドア横にも同じステッカー。
地下鉄は御堂筋線開業以来85年の歴史ですが、交通局としては114年に及ぶ歴史に幕を閉じることになるのですね。
駅には、民営への移行を知らせるポスターが。
「大阪と、走ってきた。」というコピーがまさに85年の歴史を物語っているようで、グッとくるものがあります。
記事の一番最初に載せた写真と同じ場所。
民営化を一週間後に控えていたこの時、すでに看板は新しいものに。
上から貼られたステッカーを一枚剥がせば、その向こう側に控えているのは新生「大阪メトロ」のロゴなのでしょう。移ろいを感じました。
『オオサカメトロ』という言葉が口に馴染むまではまだちょっと時間がかかりそう。
ついつい「市営地下鉄」と言ってしまいそうですが、それもまた時間の流れが解決し、いつかは僕もメトロと呼ぶようになるのでしょう。
そんな僕が、「市営地下鉄」で定着してしまったくらいには、市営地下鉄にはお世話になりました。一人の大阪市民(一時的に金沢に住んでいるけれど!)として、市営地下鉄の終焉が寂しく、そして、大阪メトロの始まりに楽しみを感じています。
今度帰省した時は、「大阪メトロ」、撮りに行かないとな。