新年一発目!消えゆく路線を訪ねて。 ③
この日はのんびり島根を観光することにしました。
丸い屋根やステンドグラスが素敵な西洋風の駅舎です。
駅構内には、デハニ52が保存展示されています。
保守などの観点から引退して10年近く経つこの車両ですが、未だに車籍は残っているようで、将来的な復活運行も模索されているのだとか。
隣は、このデハニ50形をイメージしたラッピングがされている1000系です。
さてさて、駅から少々歩いて、ようやく出雲大社へとやって来ました。
年末は伊勢で、年明けは出雲。ありがたい年末年始になったかな、なんて。
この日は1月5日。まだまだ初詣的な人で大混雑か?とビビっていましたが、ご覧の通り、いい具合に人はまばらで、落ち着いて詣でる事ができました。
伊勢とはまた違った雰囲気の神々しさがある出雲大社。
出雲大社に続いてこちらへ。
廃止されたのは、30年ほど前になる1990年。
大社駅の他に2つあった途中駅も、ホームの跡は残存しており、路盤もサイクリングロードなどとして、往時の雰囲気を残しているようです。
廃線跡を自転車で行くっていうのも楽しそうですね・・・
廃線当時の発車時刻表なども残っていました。
前述の通り、かつては臨時列車などで賑わったものの、最後期には1時間に一本あるかないかの閑散路線になってしまっていたようですね。しかし、字が小さめな上に若干ブレてしまったのでわかりにくいですが、今はない特急のいそかぜや、急行だいせんに急行さんべなど、なるかしい列車名が「記事」の欄に記載されています。
こうして往時を偲ぶ事ができるのは非常にありがたい事ですね。綺麗に保存していただいている地元の方々に感謝しなければなりません。
続きます。