近鉄特急で行く！年末伊勢旅行。 ①
昨年末、「年末（クリスマス）旅行」と題して伊勢に行ってきました。
初っ端からビッグイベント。プレミアムな観光特急「しまかぜ」に乗車です。
発車する前にカフェ車両の様子を。
カフェが営業を開始してすぐに行って見ると、一番乗りで入ることができました。
しまかぜ車内ではWi-Fiサービスがあるのですが、チャンネルが２種類ありまして。
前面展望映像はこんな感じ。
列車は賢島まで向かいますが、今回僕たちは途中の伊勢市駅で下車。
外宮参拝を終えた後は、バスで内宮へ。
まずはやっぱりこれですよね。赤福。
甘いものの次はお酒。
お酒の次はお団子。焼きたてで、あったかやわらか美味美味・・・
最後にお豆腐屋さんのおとうふアイスと、うの花（＝おから）ドーナツで締め。
一昨年は松山でしたが、今年は日程の都合上、近場で行きたかった伊勢をチョイス。
今回はソロ旅ではないので電車電車した旅ではないですが、その中から鉄道成分をメインに抽出して旅の様子をお届けします。
大阪から伊勢へ向かうならば上本町・鶴橋から乗るのが一般的ですが、今回はあえて京都駅から出発です。
しまかぜには初乗車。旅は始まったばかりなのに、早くも大興奮です。
乗車したのは先頭車両。残念ながら最前列は確保できませんでしたが、側窓も非常に大きく、開放感のある車内です。
見るからにハイグレードな座席が、ゆったりとした間隔で並びます。さすが。ここ最近では食をテーマにした列車も増えてきていますが、やっぱり良いですよね。
旅中の食の中でも、列車で食べるものというのは旅情を掻き立てて、旅をより濃いものにしてくれます。
京都発の場合、カフェの営業は、丹波橋を過ぎたあたりからでした。参考までに。
この日は朝ごはんが控えめだったので、まだ午前中ですがお腹空いてたんですよね。
提供されるスイーツは、大阪・京都・名古屋を出るしまかぜの各便で異なるようで、僕らの乗った京都発の列車では、京都のお店が監修しているものでした。
クリスマスを目前としたタイミングだったので、ケーキの飾り付けもそれらしく。
のんびり車窓を眺めながらスイーツに舌鼓を打った後は、カフェ車両のメニューにあって気になったお酒を買って、自席に戻ります。
いちごの香り甘い、焼酎ベースのスパークリング。
僕は日本酒派で焼酎をあまり得意としないのですが、これなら飲める、美味しい。
あぁ、午前中から電車に乗って飲むお酒・・・幸せ・・・
一つはインターネットに接続するもの、そしてもう一つが、「しまかぜチャンネル」というもの。
これはそれに接続している時のスクショなんですが、観光案内や前面展望のLIVE映像なんかも見ることができるのです。
先頭車にいるならば普通に前を見た方がもちろん良いかもなのですが、２両目以降の席の方も前面展望を楽しめる・・・面白いサービスと思いました。
編成中間にある個室車両では、個室内にあるモニターでも見られるそうですよ。
賢島まで行けばさらに後1時間ほど乗っていられるのですが、伊勢に行く際はまず伊勢神宮にお参りすると決めているので、そこは曲げずに。
しまかぜ、非常に素晴らしい列車でした。座席からサービスまで、何から何までプレミアムなのに、特急料金に+1000円で乗れるのがすごい。
先日、名阪特急に新たな車両を導入するという発表がありましたが、その車両もしまかぜをベースにビジネス車両成分を高めたという雰囲気。
しまかぜへの高評価が、近鉄特急の根幹と言えるであろう名阪特急へ反映されたのかなという印象を受けました。登場が楽しみですね。
伊勢神宮は鳥居をくぐってから感じる神聖な空気が非常に好き。ザクザクと参道の砂利道を歩きながら心の浄化が進みます。
前回伊勢神宮を訪れた際には、時間の都合で内宮のみとなってしまったので、外宮はかなり久々。一泊、伊勢にお邪魔します！と挨拶です。
前回来た僕と同様、伊勢神宮参拝は内宮のみという方も多いみたいで、外宮よりかなり混雑している様子。
時刻も13時を回り、しまかぜで食べたスイーツもすっかり消化されてお腹がすいて来た頃。食べ物を求めてお店を探したいところではありますが、先にお参りです。
五十鈴川を渡ってからの、より荘厳な雰囲気にすっかり邪念を払われた僕ですが、お参りを終えたらすぐに食欲の塊へと変貌します。
混んでいたのですが、回転率も高いようで、すぐに入ることができました。
ここに来たのは実に8年ぶり。今時大阪でも買えてしまう赤福ですが、やっぱり雰囲気が大事。ここで食べるだけで、より美味しい気がしてきます。
白鷹は、伊勢神宮へ御料酒を納めている唯一の酒蔵。西宮の会社なんですけどね。
伊勢神宮に納めている御料酒が５勺250円、１合500円でいただけます。
今の所比較的お酒には強い方だという時はあるのですが、あまり調子に乗らず、５勺をいただきます。なみなみと注がれたお酒に、喉がなります・・・
初めていただきましたが、どちらかといえば甘口の方が好きな僕にも飲みやすい、クセの強くないあっさりした味でした。
塩をアテに、というのはなかなかしないのですが（昨年５月のShu＊Kura以来かな）、これもなかなか悪くないなと思いました。
アイスは、あ、これ豆乳だ！と思うくらい豆腐でした。
続きます。
