テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

登山鉄道とLSE ①

Maxに乗って東京に出てきたのは、大学の部活の合宿(という名の旅行)のためだったのですが、これの宿泊地は箱根・強羅でした。
合宿に参加した中にテツの友達こそいますが、部活そのものは特にテツなものではないので、箱根に行ったからといって特に濃厚な鉄分補給はなし。
とはいえ、せっかくそこまでいって全く鉄分補給無しというのも寂しいので、朝早く起きて宿を抜け出し、朝テツに挑んできました。

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宿の最寄駅はケーブルカーの公園下というところでしたが、強羅からの電車まで時間があったので、彫刻の森駅まで歩き、ここからこの日のテツ活スタート。
この駅は2面2線の構造ですが、通常は手前のホームしか使用しておらず、奥の線路は留置線となっていました。
この日は最新型の3000形と、塗装が揃えられた2000形が連結されて停まっていました。

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乗車したのは1000形。後輩の2000形より個人的には好きな顔です。

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途中の上大平台信号場にて、旧型のモハ1と交換。
できればあちらに乗りたかったけれど・・・これはいうても仕方ないですね。

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スイッチバック駅である大平台で下車、急坂を下りていく1000形を見送ります。

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駅から歩いてすぐのところにある小さな踏切でスタンバイ。
勾配標識が示す数値は80‰で、非常に急な坂道であることがわかります。
それを、ケーブルや歯車の力を借りずに登ってくる列車。力強いですね。

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こちらは下りてくる車両。
平坦な場所に作られた駅からググッと坂へ突入してくる姿は凛々しく、とても格好の良いものです。
様々塗装に変遷のある2000形の中でも、登場時の小田急ロマンスカーHiSE風の塗装が一番好きな私。1000形のように復刻塗装などがあれば、また見にきたいところです。

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早くも宿へ戻らねばならない時刻となったので、駅に戻って列車を待ちます。
やってきたのは、彫刻の森からここまで乗ってきた1000形。湯本まで下って、戻ってきたわけですね。

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帰りの列車から、再びモハ1形を。ここは仙人台信号場で、スイッチバックではない、純粋に交換用の設備でした。
モハ1形、あわよくば乗りたい、乗れなくても撮影くらいはしたいなと思っていたので、車内からしか望めなかったのは少々悔しいところ。
とはいえ、見るには見られたので、収穫0よりはよほど良かったと気持ちを鎮めておきましょう。また来なければ。

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最後に強羅から公園下までの一駅だけケーブルカーに乗って、この日の朝テツを終えました。
また山を下りてから再度テツ活をやりましたので、少々続くこととします。