テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

Maxに乗って東京へ!

高速鉄道としては世界最大の輸送力を誇る、E4系"Max"。
後継の車両の登場で活躍の場を少しずつ狭め、現在は上越新幹線のみで活躍中。しかし、その活躍も終わりの時が見えてきました。
上越新幹線E7系の投入が決まり、2020年度までの引退が発表されたE4系
E7系の投入は来年からとのことなので、まだたくさん走っている今のうちにという魂胆で、ちょっと乗ってきました。

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東京へ出る用事があったこの日。
9月30日まで運転の臨時かがやき536号で金沢を出発します。
このかがやき536号、停車駅の欄を見てもらうとわかるのですが、普段は停まらない、新高岡に停車するんですね。
車両もいつもと同じですし、ただ新高岡に停車するというだけだったのですが、何となーく「新高岡に停まるかがやき」に乗って見たくてこれを選びました。

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新高岡に停まったところで特に感動などもなく、そのあとは淡々と普段通り走って、長野で下車。
在来線ホームに、先日乗車した塩尻からのおはようライナーが停車していました。これは何だかラッキー。

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長野からはあさまに乗り換えて、高崎を目指します。
これも、Maxに乗車するため。

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高崎に着いたら、早速E4系の姿を拝むことができました。
2編成繋いだ、迫力の14両編成。
線路を三本跨いだ対岸に停まっていても、巨大な車両が連なる姿は圧巻そのもの。

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新潟方面へE4系が出て行くと、続いてE7系が高速で通過。
高崎の先で北陸新幹線へと向けての分岐がありますが、それでもなかなかのスピードで通過して行くのですね。ある程度ゆっくり来るだろうと思っていたのでびっくりしました。

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上り方面にもE7系。こちらは逆に、随分とゆっくり通過していきました。
よく考えたら、E7系をこういう風に撮ったのはこの日が初めてでした。
高崎のように通過線がある駅は楽しいですね。新幹線を被写体にして撮影に出かけたことはほとんどないですが、E2系なども撮っておきたいですし、また来ねばなりません。

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そして本命。新潟からのMaxとき310号。
近くで見ると、いよいよその大きさに圧倒されてしまいます。

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乗車したのは二階席で、写真は東京駅到着時のものですが、やはり今まで乗ってきた新幹線車両と比べて眺望の良さが全く違います。
騒音対策などで高く取られた壁を越えて、広がる景色を楽しむには最高の列車です。
最高速度240km/hというのはちょっと遅く感じるところもありますが、それでも移り変わる景色をのんびり眺めながら、東京から新潟まで乗り通したいところです。

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車内はこんな感じ。
二階建てのため、他の車両と比べて天井は低いように感じますが、それでも在来線の二階建て車両と比較すると、さすがはそもそも車体の大きな新幹線といったところで、荷物棚もちゃんとあります。
自由席に当たる車両では3+3列配置という詰め込み仕様で、そのためにリクライニングもしなければ、肘掛もないというなかなかアレな座席も存在するMax。
あんまり良いようには聞こえない座席ですが、だからこそあえて乗って見たさも・・・機会があれば体験して見ることにします。

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降りる前にチラ見。乗車した5号車にはちょうど売店がありました。
E4系ではデッキ部に昇降機を設けてワゴン販売に対応したため、まさかこんな設備があるとは思っていませんでした。
僕が乗った列車ではワゴンサービスを行っていないと放送がありましたが、代わりに今や珍しい車内売店で何かを買うというのもまた一興かもしれませんね。

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そんなわけで、高崎からの短い間ではありましたが、Maxの乗車体験終了。
金沢から乗り換えなしの2時間半ほどで着いてしまう東京まで、3列車乗り継ぎ、3時間20分をかけての旅でした。
改札を出なければ特急券を通しで計算してもらえるの、なかなか使えますね。

今回は大学の部活関係で東京方面へ出てきましたが、色々とテツな活動もできましたので、そちらもボチボチ書いていきたいなと思います。
以上です。