七尾線に快速が!モントレージャズ号を撮る。
石川県七尾市で開催された「モントレー・ジャズフェスティバル・イン・能登」というイベントに合わせて、臨時快速モントレージャズ号が運転されました。
この「モントレー・ジャズフェスティバル・イン・能登」というイベントについては詳しく知らないのですが、七尾市の友好都市である、アメリカのモントレーで開催される「モントレー・ジャズフェスティバル」の名前を借りて行われるイベントなのだそうで、今年で29回目を迎えたそうです。
決して本数が多い路線ではないながら、本番までの間にくる車両たちをあっちこっち移動して構図を試しながら撮影します。
何の気なしに撮っていたら、通り過ぎた後にW32編成じゃないか!と驚いた一枚。
まだ未更新のまま走っていたんですね。これはラッキー。
このポイントは、下り列車だと逆光になってしまって、顔が暗くなりがち。
この日は朝から雲が広がっていて、あまり強い影響を受けることもありませんでしたが、雲間から時々顔を出す太陽くんに、出るか出ないかはっきりして!!と不満を垂らしながらの撮影となりました。
あわよくば521など・・・なんて思いながら、実際撮影するとどのくらいしっかり幕が見えるのかを確認。
種車時代から考えると車齢50歳を超える車両もある、非常にベテランの選手です。
で、本番。
結局太陽は雲に隠れたので、顔が潰れることはなかったものの、全体的に明度の低い写真になってしまいました。
かろうじて「快速」幕はわかりますね。ひとまず目標は達成です。
見た感じ、地色の茜色もかなり褪せてきているので、入場、ラッピング解除もそう遠い話ではなさそうです。記録できてよかったよかった。
この日のメインは撮り終えましたが、しばらく待てば観光特急の「花嫁のれん」も撮ることができそうだったので、もう1時間ほど待機。
迷わず後打ち。
少し広めの片開き扉と、その間に並ぶユニット窓。純正のクハ455形ではないものの、国鉄急行型電車の雰囲気を今に伝えるとても貴重な存在です。
車内こそ413系に合わせた仕様に改造されているようですが、今や普通列車では見ることができないであろう洗面所(トイレではなく!)が残っていたりと、乗っても撮ってもアツいこの車両。今度は車内見学もじっくりしておきたいところです。
観光列車、しかも気動車だからまったり来るかなと構えていたら、なかなかの爆走で過ぎ去って行きました。
JR線内の七尾線は特にこれといった車窓を望めるというイメージがありませんが、それでも一度くらいは乗ってみたいですね。北陸新幹線の開業特需もいい加減引いただろうと思うのですが、それでも乗車率はいつも高いようで、感心します。
と、以上で撮影終了。
雲が太陽の光を遮ってくれている時間が長かったように思うのですが、それなりに日焼けなんかして、充実した半日を過ごしたのでした。
やっぱり撮影は楽しい!1ヶ月に一度は行きたいですね、やはり。
次なる撮影はいつ、どこになるのか。今から楽しみになってしまいます!