テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

首都圏南部プチトリップ ③

2日目、東京へ来たメインの用事を済ませ、夕方になって鉄分補給再開です。
この日は京葉線沿線で用事があったのですが、これのために向こうで合流していた連れを成田空港まで見送りに行きまして、想像以上にテツが濃い目になりました。

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まずは、京葉線から武蔵野線へ直通する電車で西船橋へと向かいます。
首都圏205系の最後の砦とも言える武蔵野線にも、いよいよJR形の本格転入が現実的になって来ましたね。
ほんの10年前まで関東でも大抵の場所で見られた車両なのに、消えるとなると早いものです。関西の205系阪和線で頑張っておりますが、こちらも動向には要注目。

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西船橋から総武線で隣の船橋へ行き、ここで京成へと乗り換え。
最近品川で京急に乗り入れて来る車両たちによく触れるので、京成の車両自体はそれほど物珍しいとも感じなくなって来たのですが、京成線に乗るのは相当久しぶり。
横浜時代もおよそ乗ったことはなかったので、もう15年以上ぶりかと。

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普通や快速を数本見送って、成田空港行きの快特に乗車。
「ひと世代前」感の漂う、3600形がやって来ました。基本的に京急へ乗り入れて来ることのない形式なので、今回乗ることができたのは個人的にとてもラッキーな気分。

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ひとっ飛びに成田空港へ。なかなか馴染みのない、海外の航空会社たちを間近に見られて、短い時間ながらもテンションは爆上がり。
飛行機を見ながら食べる夕食は格別でした・・・!(ちなみにトンカツ)

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peachで大阪へと戻る連れを見送ったら、私も足早に帰路につきます。
初見、初乗車となる成田スカイアクセス線のスター、AE形スカイライナーで上野を目指します。
最高速度は160km/hで、新幹線を除く鉄道では日本最速を誇るこの列車。新幹線と比べてしまえば半分程度の速度しか出ていないはずなのに、景色の見え方が違うからか、はたまた車両の大きさのせいか、とても飛ばしているように感じて爽快でした。
ほくほく線の特急はくたか狭軌の向こうはどんな感じだったのでしょう・・・

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高速で通過していく駅を何とか目で追いつつ自分の走行している場所を把握するのに勤めていたら、あっという間に京成高砂を通過し、日暮里、上野と停まって終着。
成田空港から40分程、さすがに早いですね。
今回は乗車したのが陽のくれた後だったので、また機会があれば、昼間のうちに乗車したいなと思います。(乗りつぶし的には、まずは成田エクスプレス乗車を果たすのが先かな)

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京成上野から少し歩いて、JRで池袋へ。
この日はバスタ新宿から夜行バスで金沢へと戻ったのですが、まだ時間があったので、ここから少し寄り道をします。

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有楽町線で永田町、半蔵門線で表参道、千代田線で代々木上原というふうに乗り継いで、最後に小田急で新宿へ。
乗りつぶしを最優先で考えてしまい、つくづく普通の行き方ができない性格です。
東京は路線が多すぎて、いつまでたっても乗りつぶし終えられる気配がなくて困ります。
山手線の内側はなかなかいいところまで来ているので、あとはそこから放射状に伸びている路線をいかに効率よく、かつ楽しんで潰していけるかが課題です。

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まだもう少しだけ時間があったので、最後に少しだけ新宿駅で電車を眺めます。
E235系も量産車が増殖し始めて、まだまだE231系の天下だと思っていた時期は早くも過去のものになりつつあります。
めまぐるしく変わる東京の車両事情は、見ていて飽きない反面、そのどこか淡白な雰囲気に、切ない気持ちになったりもします。

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E231系も撮れるときに記録しておかんとな、そんなふうに考えていた矢先、いきなり2本もE235系が登場。ついこの間まで故障だなんだ、今日は動いているだの、見れてラッキーだの言っていたはずなのに、気づけば並んでいる姿まで見れてしまうのだから、本当に移り変わりが早いもんです。
E231系からの編入車がない、完全新製の編成なども登場して、ちょっとしたバリエーションが生まれたりしているこの頃。大量生産の権化みたいな首都圏の車両たちですが、探して楽しい差異というか、やっぱり捨てたもんじゃないななんて思ったりしました。

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最後はJRバスで締め。
ジェイアールバス関東所属のバスをちょっと期待していたのですが、今回は西日本JRバスの車両でした。
バスタ新宿を出ると金沢まで寄り道せず直行してくれるこの便は、月曜の夜ということもあってかガラガラで、座席も最大限遠慮なく倒せて、とても快適に金沢までの時間を過ごすことができました。
高速バスは、うまく使うと本当に快適ですね。鉄道ファンとしては鉄道衰退の原因となる敵でもあるのでなんともし難いところですが。

さて、そんな感じの、想定よりかなり鉄分濃い目となった今回の首都圏プチトリップ。
北関東方面に弱いので、これから先、時間を見つけてはちょくちょく乗りに行けたらなと思います。まずは夏に計画している旅が最優先ですが。
以上です。