テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

甲信をゆけ!189系を狩る旅。 ⑦

伊那で一泊して、2日目に突入です。

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早朝、友人の車で塩尻まで小一時間のドライブ。
この日は天気もご覧の通りの快晴で、彼方に見えるアルプスの高い山々に囲まれた信州らしい素晴らしい景色を眺めつつ、気持ちい朝でした。
私はまだ自動車免許を持っていませんが、早く運転できるようになりたいです。

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駅名がおしゃれに囲まれた塩尻駅。この日はここから列車の旅です。

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この日は初っ端からメインディッシュ!
数少ない189系の中でも、唯一長野所属で頑張っているN102編成の、唯一の定期運用。それがこの「おはようライナー」です。
スグリーンとグレーの帯、いわゆるあさま色の彼は、登場当時から長野に所属され続けている、長野生え抜きの189系でもあります。
長野新幹線の開業で廃止になった横軽、そして特急あさま等で活躍したのも20年前の話。しかし、長野新幹線E2系よりも長生きする結果となって今に至ります。

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この「おはようライナー」は、早朝、塩尻から長野までの間に下りの片道一本だけ設定されている列車。189系充当の臨時列車が他に設定された時などには、E257系が運用に就くこともあるようです。ちゃんと189系がきてくれて良かった・・・
塩尻駅ホームのぶどうの木とともに。

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列車は全車自由席ですが、乗車には整理券を購入する必要があります。
常備券タイプの整理券を出している駅もあるそうなのですが、塩尻では普通に券売機で購入します。
整理券は回収されるのですが、これは座席背面にあるチケットホルダーに挿しておくと、勝手に持っていってもらえるので便利。朝早い通勤時間帯の皆さん、寝ている人もかなりいましたから、ありがたいですね。

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塩尻発車時点ではそんなに乗客も多くなかったのですが、松本で結構乗って来られて、想像以上に需要のある列車なんだなぁと。
篠ノ井線は、松本を超えると坂を登っていき、冠着で峠を越えると、今度はぐんぐん下がっていくというような線形。
有名どころではなく名の知られた姨捨では、さすがは日本三大車窓に数えられるだけのことはある、棚田や、長野盆地に広がる善光寺平と、長年話にしか聞いておらず、1度目にしたかった光景が眼前に突然現れます。
天気が良かったこともあって、最高の車窓を拝むことができました。
スイッチバック構造の姨捨駅にも降り立ってみたいですね。

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塩尻から1時間ほど、あっという間に終点の長野についてしまいました。
もっともっと乗っていたいところなのですが、次はムーンライト信州などに乗れるように頑張ってみるとしましょう。

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隣のホームにはしなの鉄道の、旧長野色復刻塗装編成がやってきました。

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旧長野色の時間は調べていたのですが、まさか189系の隣のホームに来てくれるとは思ってませんでした。並び、というには無理があるかもですが、同じフレームに入れて撮ることができました。
僕が生まれる5年も前に消えた初代長野色、僕が生まれて間もなくして主な仕事を失ったあさま色。こんな組み合わせを見ることができるなんて、こんなに嬉しいことがあるでしょうか。

朝から色々獲れ高が大きなこの日。夕方には学校で用事があるので金沢に戻らないといけませんが、それまでは長野を楽しみ尽くします!

続きます。