祝・1周年!京都鉄道博物館 ①
さる4月29日、梅小路蒸気機関車館から生まれ変わった京都鉄道博物館は、開業から1年を迎えました。
狙って行ったわけでもないのですが、ちょうどゴールデンウィークの前半は大阪に帰省しておりましたので、せっかくなのでちょっと覗いてきました。
まずは、その周りから人が見えなくなることのない、さすがの人気の0系が変わらずお出迎え。
1周年記念日だとかより、ゴールデンウィーク初日ということで大混雑を予想していたのですが、ご覧の通り、思ったよりは落ち着いた雰囲気。
もちろんとても混んではいたのですが。
1周年記念のイベントとして、500系の車内が公開されていました。今回が初めてなのだとか。
1組ずつ順番に案内される流れだったので、非常に見学しやすかったです。
まずは運転席から車内へ。
この他の新幹線車両では0系くらいしか運転台に入ったことはないのですが、500系はやはり狭いですね、車内空間にまで影響するような特徴的な先頭形状は、やはり運転台の構成にも大きく影響を与えていたようです。
500系自体は今でも短編成化されて現役ですが、今の状態になってからは乗ったことがないので、非常に久々に車内へ入りました。
500系の見学を終えて、さらに奥へ。
ははぁ、ヘッドマークステーってこうなっとるんかぁとじっくり観察。
外に出ると、どうやら一雨降ったようで、世界は少々しっとり濡れていました。
扇形機関庫やスチーム号を見る前に、まずはこちらへ。
このSL第2検修庫は、重要部検査以上の大掛かりな検査を行うための施設で、通常は中には入れない場所。
通常時もペデストリアンデッキから中を覗くことはできますが、外から見るのと中で見るのとではきっと全然違うはず!
庫内にいたのはC61 2。
ぱっと見いつもと変わらない姿のようにも見えるのですが、よく見ると所々部品が取り外されていたり、検査中であるということがよく分かります。
ちと無理がありますが、車両と、車体吊り上げのためのクレーンを一緒に。
第2検修庫ができる前まではボイラーの検査などで運び出しが必要な際、大型のクレーン車をわざわざ持ってきて作業を行なっていたようです。
さて、500系や第2検修庫など1周年記念企画をしっかり楽しみつつ、次は機関庫の方へと出てみようと思います。
続きます。