テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

気動車がいるうちに男鹿線へ。

583系とのお別れを済ませ、まだまだ名残惜しいですが、もう一つ秋田で果たしておきたいことを済ませます。

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キハ40に乗って、男鹿線乗りつぶします。
非電化区間でも「電車」が走り始めたいま、その波はこの男鹿線へ押し寄せました。
蓄電池電車が最初に実用化された烏山線では、この春で気動車が消滅。
寒冷地という違いはあれど、同じ交流仕様の蓄電池電車も九州で若松線の全運用を置き換えてしまっていますので、男鹿線にそれが普及するのも時間の問題かと思いまして、キハがいる間に乗ることにしたのです。

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しばらくは奥羽本線の電化区間を走行し、追分の先で分岐します。
蓄電池電車であるACCUMは、ここまでの間に充電も済ますわけですね。
ここから列車は男鹿半島の南側を、海岸線沿いに(とは言っても、車窓に海が見えるって感じではなかった)走行します。

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途中で例のACCUMと行き違い。スマートです。
これは後で秋田駅に戻れば停まっているはずなので、今は一旦スルー。

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1時間足らずで終点の男鹿駅に到着。
駅前にはなまはげが。なまはげ=秋田という認識でしたが、基本的には男鹿と半島の付け根周辺の文化なんですね。泣く子はいねがー。

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折り返しの列車までは1時間少々あったので、駅周辺をぶらぶら散策。
この踏切は、男鹿駅からさらに2キロほど先まで続いていた、貨物専業区間の跡。
線路はこの踏切の少し先で途切れていますが、敷地はどうもその先ずっと残っている模様です。

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男鹿アリーナの公園まで歩いてくると、少し湾の様になっている日本海や、内陸側には寒風山の姿も見ることができます。
寒風山の山頂からは360度半島の景色を見渡せるらしく、Googleマップストリートビューで行って見たら、なかなか良さげでした。
車の免許とったら行って見たい場所候補に追加です。

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さて、駅へ戻りましょう。
そんなに遠くまで行ったわけでもないのですが、のんびりしてたら結構すぐに時間が経ってしまいました。

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1番線にはACCUMが充電に使うための、1両ぶんの剛体架線が設置されています。
電化するのがこの部分だけで済むなら、地上側の設備投資が非常に少なそうですね。
そのぶん車両製造のコストは他の車両よりかかりそうな気がしますけど。

男鹿駅周辺ぶらり旅を終えて、再び男鹿線を秋田へ向かって戻ります。

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583系も去り、熱気も治った秋田駅には、やっぱりいました。
ACCUMことEV-E801系、電化区間なのでパンタグラフを上げて停車中です。

ちらっとACCUM見学をして、秋田滞在も終了になりそうです。
秋田遠征番外編、もう少しだけ続きます。