テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

年末に松山へ行った話。 ①

昨年末、高校時代から親しくしている子と「どっか温泉とか行きたいねぇ、」と言う話をしておりまして、それなら道後でしょ!と道後温泉大好き魂に火がついた私に彼女を付き合わせて、松山へプチトリップに出かけてきました。
その子はもう全くの非鉄なのですが、随所随所に鉄分を組み込もうとする私に呆れながらもついてきてくれて、全くありがたい話なのです。

さて、まずは眠い目をこすりつつ、新大阪から新幹線で岡山へ。
岡山からはしおかぜに乗ってしまえば松山まで一本で行けるわけですが、せっかくだからと高松に寄り道することに。
高松から特急に乗っても、新幹線との乗継割引が適用されるのが嬉しいですね。

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マリンライナーで高松に着くと、早速目の前にはキハ185系のうずしおが。
しかも、ゆうゆうアンパンマンカーを組み込んだ3両編成。
「わぁ!アンパンマン!」となる連れと、「わぁ!キハ185だ!」となる私。私はどこで育ち方を間違えたのでしょうか・・・

高松城跡である玉藻公園やその周辺をぶらついて(高松中央商店街?オシャレすぎやろ。)、多分高松の見るべきところはそれほど巡れてないのですが、高松駅に戻ります。

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玉藻城のお堀と琴電。軽く触れただけになってしまった高松ですが、こう言うのは忘れずに。結局鉄分重視なのです・・・

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高松からの特急はいしづち9号。時間の都合的にちょうどアンパンマン列車にあたりました。
狙っていたわけではないのですが、新生アンパンマン列車初乗車。
車窓に見えるものを解説したり、僕と愛媛の縁について語ったりと、彼女にとっては9割方どうでもいいことを話していたら、いつのまにか今治を過ぎ、松山に到着です。

15時過ぎに道後温泉本館近くの宿にチェックインして、この日は少し天気も崩れがちだったこともあり、城や町巡りは控えて、ほんの少しで歩く程度に。

で、行った先が・・・

・・・なのですが、これは市内線を走っているものではなく、とある場所にある原寸大模型。

そのとある場所というのは、昨年12月にオープンしたばかりの坊っちゃん列車ミュージアム
ここは、伊予鉄道の歴史やそれにまつわる資料が展示された、伊予鉄初の資料館。
入場も無料なので、発表された時から訪れたかったのです。

で、驚いたこと。

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スタバで一息つきながら車両を眺められる!!!
プレスリリースにもスタバ併設とは書かれていましたが、まさか併設がこういう意味だとは想像していなくて、感動も感動。日本で一番魅力的なスタバと言って過言ではないですよこれは。
スタバ店内もそれなりに広く、こちらもオープンしたてで綺麗ですから、鉄道好きでなくても非常に過ごしやすい空間と思います。松山に訪れた際には是非ここにも足をのばすべきかと。

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さて、1日目はこのあと道後温泉の本館へ湯に浸かりに行ったり、宿で美味しい飯を食べたり、宿の露天風呂に入ったりと、道後を精一杯満喫。
いつもの僕ならこんな贅沢な夜を過ごしませんから、誰かを連れていくというのは大きいですね。
しかし、女の子というのはなんでこう、こんなに美味しそうに飯の写真を撮れるんでしょうかね。羨ましい。記事を書いてて腹が減りますよ。。


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二日目は天気もある程度回復し、気持ちの良いスタート。
今度は本物の坊っちゃん列車に乗って、この日の行動を開始です。

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松山市駅では方向転換を見学。
この回転作業と客車の手押し移動は何度見ても楽しいです。

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物欲しそうに眺めていたら、乗務員さんに声をかけられました。時間あるし、好きに撮っていいよ!と。
誰も乗っていない客車内や機関車のキャブ、いろいろ見せてもらいました。
挙げ句の果てには乗務員の制帽まで借りてキャブ内で記念撮影。心の底から大はしゃぎして、撮った記念写真に映る私は満面の笑み。二十歳を目前にした男が何をしているのだろう・・・でも、思い返してもとても楽しかったし嬉しかったです。伊予鉄大好き。

このあとは松山城へ登ろうという予定で、フリー乗車券を買っていた僕らは大街道まで引き返せば良いのですが、ちょっと歩くか!と、南堀端からお堀沿いに散歩。

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もちろん、撮るのは忘れずに。

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いつ見ても綺麗な建物、愛媛県庁の横を抜けて、勝山に登ります。

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少し雲が厚いですが、山の上からは松山市街を一望。
市の中央から逆方向を向けば、色づいた木々が残った勝山越しに、瀬戸内の海が。
海上に多くの島々が浮かぶ景色は瀬戸内らしくていいですね。

お城を見学して、今度はロープウェイのある方面へと降りていきます。
が、ここで容量オーバー。もう少し続きます。