テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

夏休み最後の旅、碓氷峠。 ②

上越妙高から元・信越本線を辿って、長野へとやって来ました。

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在来線側のホームに降り立つのは初めての長野駅
ここから先は一旦JR東日本区間へと戻りますが、乗車するのはしなの鉄道直通の、信越本線を辿るルートを走る列車です。

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しなの鉄道色の車両かと思いきや、停まっていたのは長野色の115系
JRからは撤退してしまった長野の115系。まさか乗れるとは思ってなかった塗装でしたので、なんだかラッキーな気分。
しなの鉄道のロゴを貼り付けただけというやっつけ感、嫌いじゃないです。

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朝が早かったこともあって、車内では寝て起きての繰り返し。いつの間にか終点の軽井沢へ。
降りると何やら天気は怪しい感じになっていましたが、目の前には169系!
金沢では今でもかろうじて457系の生き残りを見ることができますが、やはりこの、片開き2扉間にずらりと並んだユニット窓!うーむ、国鉄急行型は痺れますね・・・

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そして、EF63!!
僕が生まれた時には現役で、そしてその年に役目を終えた、碓氷峠の顔。それだけで幼い頃から憧れ続けた機関車でした。ついに実物に会えた・・・!
この車両を知ったのは、まだ小学校も低学年くらいの頃、電車でGO!のボーナスゲームをプレイした時だったかと記憶しています。
TAITOのロゴを運んでくるのもロクサンだと知ったのは、もうしばらく後のことだったはず。

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169系とロクサンに挟まれて展示されているのは10000形機関車。
国有鉄道では初となる電化区間であった横軽の、最初の電気機関車だそうで。実に104年前に登場した電気機関車・・・歴史を感じます。
のちにEC40形と改称されたこの機関車は、その形式名からもわかるように、動軸が3つ。動軸が奇数の電気機関車は日本で唯一この形式だけなのだとか。

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旧軽井沢駅舎館ものぞいていきたいところではありますが、時間の都合で今回は割愛。この日軽井沢はG7交通大臣会合とやらが開催されていて、警備が厳戒態勢。うろちょろして不審者と間違われたら大変なので、さっさとJRバスに乗り換えです。

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軽井沢を後にしたバスは、くねくねとすごい勢いで峠を下っていきます。
この勾配さを鉄道が登っていたのか・・・と早くも碓氷峠の難所感を見せつけられて驚いていると、30分程度で碓氷峠群馬県側である横川に到着。

さてさて、いよいよやってきました、横川。
碓氷峠鉄道文化むらや、旧信越本線の跡を辿るハイキングコースの起点もここにあります。日帰りの予定なので、かなり時間に制限がある中、最大限楽しみ尽くしてやろうと息を巻いていたのでした。

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と、その前に腹ごしらえでもしておきましょうか!
腹街へってはなんとやら、ですもんね。

続きます。