テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

夏休み最後の旅、碓氷峠。 ①

今年も残すところ1ヶ月を切ったところで、今からまた夏休みの話を始めるという遅筆ぶり、自分でも呆れるところではありますが・・・

長い夏休みもそろそろ終わりという頃の9月24日、長年訪れてみたかった碓氷峠へと足を運びました。

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始発のかがやきに続く、金沢駅06時13分発のはくたか552号で出発です。
金沢から碓氷峠(横川)への手っ取り早い行き方は、新幹線利用の場合、軽井沢まで乗ってバスに乗り換えるか、高崎から信越本線経由、というのが考え付きます。
が、それをやってしまってはもったいない。北陸新幹線にはこの夏もすでに何度も乗ったのだから、まだ乗ったことのないルートで行きたいではないですか。

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というわけで、上越妙高で下車。えちごトキめき鉄道に乗り換えます。
つまり、今や多くの区間が三セクと化した、旧信越本線を辿るルートです。

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まるで今もここがJRの路線であるかのようにやってきた115系。これに乗って新井駅へと移動します。

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新井から先へと向かう列車まではしばらく時間があったので、駅前の街をぶらついたりして時間をつぶしました。
ここからはえちごトキめき鉄道に譲渡された、ET127系に乗車します。

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途中の二本木ではスイッチバックが行われます。
新潟県では唯一残るスイッチバックなのだとか。
乗車中の列車は一旦左側の、屋根のある方へと入線。バックしてホームに向かいます。右奥に見えるのは、ここで行き違う対向列車。

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JR時代の、妙高号なんかで訪れたかったなぁと思いながら途中下車。

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なかなかに歴史があるらしい駅舎には、これでもかというくらいスイッチバックをアピールする装飾が。
いや、スイッチバックって今となっては貴重な存在だし、何より見ていて面白いですからね、もっともっとアピって行けばいいと思います。

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スイッチバックもいいですが、ホームで細かいところに目を向けると、JR時代の名残、189系なんて文字が残っています。
これを見ているとますます、あぁ、妙高号で来たかったなと。んー、長野最後の189系を拝みに、塩尻からのおはようライナーでも乗りに行こうかしら。

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二本木駅を堪能したら、次の列車で妙高高原へ。
えちごトキめき鉄道はここまでで、この先はしなの鉄道北しなの線。乗り換えが必要となります。

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初めて見る、しなの鉄道115系。赤地にガンメタリックのこの塗装、昔からかっこいいなぁ、見て見たいなぁと思っていたんですよ。改めて、かっこいいなぁ。
しなの鉄道は169系の健在だった頃に来て見たかったですが、これも今更言っても仕方がありませんね。
これで長野駅へと向かいます。

続きます。