テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

秋まだ浅い連峰へ。 ①

先週の金曜日、金沢はそれはもういい天気でして、良い鉄道の日を過ごせました。
そんな中で、天気予報を見ながらふと思いました。・・・明日も同じくらいの快晴なのではないか。それならば立山が綺麗に見えるはず!あぁ、山を背景に電車を撮りたい!
そう思ったらもういてもたってもいられなくなって、寝ることも忘れて計画を立てて、すっかり寒くなった早朝の金沢をたったのです。目指すは富山です。

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午前6時過ぎ、寒い寒いと思いながらも富山地鉄電鉄富山駅に到着です。
出迎えてくれたのは、元東急8090系の17480形。近いうちに東急全線走破を目論んでいる私ですが、一足先に東急な車両を楽しんじゃいます。

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電鉄富山から一駅、鉄道線の基地のある稲荷町へ。
古参形式の10020形をはじめとして、元西武レッドアローでアルプスエキスプレス仕様の16010形、京阪特急時代の記憶も新しいダブルデッカーエキスプレスの10030形と並んでいました。
奥のお二方は、あとで沿線で再び撮影します。

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やってきたのは越中三郷駅付近。
予想通り最高のお天気で、彼方には立山連峰の姿もはっきりと拝めます。

・・・が、これ、逆光がかなりきついんじゃ。。

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おおぅ・・・やっぱり。
どうにかして、列車を絡めつつバックに山も入れて、かつ逆光も酷すぎない感じにできないか試行錯誤します。

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そんなこんなしていると、先ほど稲荷町で撮った16010系がやってきました。
観光列車「アルプスエキスプレス」として手が加えられている編成ですが、この列車は急行で、追加料金なしで乗車できる便です。
このあと宇奈月温泉まで行って、折り返しの特急「うなづき」として本領を発揮します。

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後打ち。うんうん、こんな風に撮れると思い描いていたイメージに近い感じ。
午後とかの方が光線的には綺麗に撮れるのでしょうか。もう少し寒くなってくると、きっと山も雪を被って美しさが増すことでしょう・・・

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予定ではもうしばらく撮影するつもりだったのですが、私の技量ではどうもこの太陽さんを上手く捌けないので、早々に撤退。

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本来の予定では寺田経由で立山へ向かうはずでしたが、先ほどの撮影地を早々に切り上げたことでできた時間を利用して、一旦稲荷町に戻って、不二越・上滝線経由で立山を目指します。

南富山くらいまでは通学の高校生たちでいっぱいだった車内も、終点に向かうにつれ閑散とした感じに。列車はぐんぐん坂を登っていきます。

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岩峅寺立山線に乗り換え。
ここまで乗ってきた列車が若干遅れていて乗り換えが慌しかったりしましたが、観光客で賑やかな列車でさらに高度を上げてゆきます。

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景色もだんだんと山々しくなってきます。

川と山の間を高度を上げつつ、くねくねと縫うよう走りきると、終点の立山に到着です。

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あぁ、心洗われる良い景色。素晴らしい・・・
川の水は綺麗やし、緑は多いし。
しかし、高度があるところなら下界より早いのでは・・・?と少し期待していた木々の色づきは、まだちょっと先だったようです。

ここから先、アルペンルートへと乗り継いでさらに山へ・・・とはずっと前から思っているのですが、今回は時間の都合上カット。
それはそれでまた来ようと思います(まあまあ近いしね。)

こんな綺麗な景色と素晴らしい天気を背景に、いい鉄道写真は撮れるでしょうか。
頑張れ我が力量。

続きます。