テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

梅小路へ! ④

扇形車庫を右端から見てきましたが、そろそろ終盤です。

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B20形の後ろに連結されるように展示されていたのは1070形1080。
6270形6289として1901年にイギリスで製造、輸入された機関車です。
1070形は、テンダー機関車であった6200形および6270形を、支線運用や入換え向けにタンク機関車へと改造した形式。
この1080は民間へと払い下げられ、1970年後半まで現役で使用されていたとか。使用終了後も保管され、2009年に梅小路へとやって来ています。

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弁天町から引っ越してきて間もない義経号こと7100形。
開拓しにより敷設された手宮線の開業に合わせて1880年に登場したアメリカ製の機関車で、1952年に動態復元、各地のイベントで活躍した後に弁天町へ。
昨年梅小路へやってきて、SLスチーム号を牽引するなど元気な姿を見せました。

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燕のエンブレムが誇らしいC62 2は蒸気がもくもく。
梅小路で保存されているC62の動く方です。本線運転は無理ですが、車籍を保有する蒸気機関車の一つ。
梅小路ではSLスチーム号牽引機として大活躍ですが、この日はお休みです。
この大型機が動いている姿を見るのも迫力があって良さそうですが、僕はこの日の牽引機が目当てで行ったようなものなので、またそのうち見られたあら良いなって感じです。
スチーム号牽引機としての同僚、D51 200は本線運転に向けて工事中ですが、こいつも再び本線に戻ることがあれば見てみたいですね。

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こちらもスチーム号牽引機として活躍する8620形8630。
1914年製造の汽車会社製。本形式の中では初期の車両ですね。
今は整備中で、テンダーが切り離されています。キャブなども外されたバラバラ状態で、ランボードや連結器周りから8630の胴体だなとかろうじて判断できる感じ。
同形式ではJR九州SL人吉号牽引機として58654が動態保存されていますが、ぜひそっちも見に行ってみたいものです。

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8630の隣には、車番プレートも外された炭水車がぽつり。
おそらく整備中のD51 200のものではないかと思われます。

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入換用として在籍するDE10 1118とDE10 1156。
1156号機はトロッコ牽引予備機として嵯峨野観光鉄道塗装です。
黒い蒸気機関車達の中、朱色のディーゼルは目立ちますね。
国鉄ディーゼル機関車にはまた何か惹き付けられる魅力があります。DD51やDE10などの凸型機関車は特に何かある。絶対ある。

おおよそ扇形車庫まわりの機関車達は見て回りました。
次からはSLスチーム号や留置線に留め置かれている車両群を見ていきます。

続きます。