テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

ちょっとそこまで、身延線に乗りに。

書ける時に書こうということで、コタツでぬくぬく書いております。

さて、これもまた夏休み中の話。9月19日の旅の話です。
金沢から大阪に帰省するとき、もはやまともに北陸本線を南下することなどない(などと言いながら、なんだかんだ月に1~2往復はサンダーバードで大阪へ戻っているのですが)私ですが、今回はタイトル通り、身延線を目指して遠回りしてきました。


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まずはもう、いつも通りに北陸新幹線で金沢を出発します。
毎度おなじみ、はくたか552号です。
今回は長野までの乗車なのでかがやきでもいいのですが、長野からの旅程的にこの列車でも間に合ったので、指定席代をケチりました。

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長野からは篠ノ井線の快速。結構混みめのE127系です。
いつも篠ノ井線を通る時は特急だったりおはようライナーだったりでしたので、姨捨駅に停車する列車に乗ったのはこれが初めて。
稲荷山駅から姨捨駅までの間は、前面展望をタイムラプスで撮影してみたりして、スイッチバックの風景を楽しみました。
駅での停車時間こそそれほど長くはありませんでしたが、その僅かな間でも、姨捨駅を堪能してきました。車両の写真もバッチリです。

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眼下に広がる善光寺平を背景に、スイッチバックを模した帯が特徴的な駅名標を。
さすがは日本三大車窓の景色。何度見ても雄大で美しいです。
今回は2分程度の滞在でしたが、またそのうちしっかり途中下車なんかしてみたいですね。あと、ナイトビュー姨捨号とかにも乗車してみたいところです。

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松本からは、気がつけばE353系の天下になりつつある中央東線を、この姿ではこの先短い、E257系の特急あずさで東進します。
まだ小学校の3とか4年生くらいだった頃に初めて乗ったE257系。個人的にはE351系より好きな車両だったので、中央特急から撤退してしまうのは寂しさもありますが、東海道線での活躍もまた楽しみ。どんな姿になって帰ってくるんでしょうね。

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さて、甲府からは今回のメインである、身延線に乗車。
特急ふじかわで一路静岡を目指します。
ゆるふわにキャンプ△ができそうな気がする身延や内船で途中下車をしてみたいところではあったのですが、今回は大阪に帰ってから夕方に用事があったので、涙をのんで特急を乗り通しました。

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鰍沢口付近から富士宮の手前まで、列車名の由来でもある富士川とはほぼそうようにして南下していきます。
熊本県球磨川山形県最上川とともに日本三大急流として知られる富士川ですが、列車からだとその急流感は感じられませんね。
ちなみに日本三大急流よりさらに急流なのが、富山県常願寺川。こちらは立山で砂防のこととか何かと学んできたので、急流のイメージもそこそこ強いんですが・・・

富士宮付近で楽しみにしていた富士山を拝むことができず落ち込みながら、しかし列車は順調に身延線を走り抜け、富士駅で進行方向が逆向きに。
東海道線を走行し、無事に終着駅の静岡にたどり着きました。
身延線がメインなどと言っておきながら、なんともあっさり。
いえ、身延線についてはいつか、もっとしっかり訪問した時においておこうというわけです。

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さて、静岡では静岡出身の友人が迎えてくれ、炭火焼きレストランさわやかへと足を運びました。来てみたかったんですよね。
でっかい俵のハンバーグが、目の前でワシワシと捌かれていく様子は圧巻。
味ももちろん美味しくて、なんで静岡以外にないんや・・・と、静岡人を恨めしく思う限りでした。また行こう。

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締めは700系のこだま。これも乗れる時には選んででも乗りたいですもんね。
大きな窓から射してくる光はあたたかく、朝の早かった私に眠気を運んでくるにはぴったりでした。
終点の名古屋までウトウトして、のぞみに乗り換えればあとは新大阪までひとっ飛び。早いもんです。

通り過ぎるだけになってしまった身延線ですが、前々から乗り潰しにいきたいと考えていた路線だったので、今回達成できたのは良かったです。
JR東海で未乗の路線は武豊線名松線の2路線のみ。どちらも乗り潰すのは多少難儀しますが(名松線と比べたら、武豊線はよっぽど楽か。)、できれば学生のうちに乗りにいきたいなと、乗っても乗っても乗りたい路線は増えてゆくばかりの私です。
さて、次はどこへ行こうかな。

以上です。