テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

18きっぷの消化試合、越美北線へ! ②

前回からずいぶん時間が空いてしまいました。
相変わらずの遅筆ぶりです。

さて、九頭竜線を完乗し、九頭竜湖から引き返してくるところから続きです。

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ひとまず、越前大野まで戻ってきました。
越前大野九頭竜湖間は、かなり珍しくなってきたスタフ閉塞が使われている区間
その出入口となる越前大野では、こうして駅係員とのスタフ受け渡しが見られます。

この日は珍しく乗りっぱなしをやらず、ここで途中下車。

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大野で町歩きをやるなら、これがとってもお得。
「越前おおの 食べ歩き見て歩きマップ」は、市内の様々な店舗で、商品や食べ物に交換できるチケットのついたマップ。地図とにらめっこしながら、気になったお店へ出向いて、お茶できたり、何かもらえたり。これが\600。
なんと、越美北線利用者はこれがタダでもらえちゃうのです。すごい。
さらにさらに、観光施設への入館料や、循環バスへの乗車が無料になるパスポート(こちらは\400)もつけてくれて、びっくり、合計\1,000分をタダでくれちゃう大盤振る舞いです。
「乗って残そう」という標語は少し物悲しいですが、路線活性のため、地域が頑張っているんだなというのが伝わってきて、応援したくなりますね。
駅で写真の引換券をもらえるので、指定箇所でマップとパスポートに交換しましょう。

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マップを交換したら、まずは越前大野城へ。
お城は、駅から見ると街の奥、標高249mの亀山という山の頂上に建っています。
気温の低い朝、街が雲海に包まれる中城はその雲海上に浮かび、「天空の城」と呼ばれているそうです。
まずはこの山を登るところから。

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山を登りきって、早速場内へ。
越前大野城は復元天守ですが、場内は立派な資料館になっていて、なかなか見ごたえあり。200円の入館料が必要ですが、先ほどのパスポートがあれば、ここももちろん入場料です。素晴らしい・・・!

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資料館内は撮影禁止ですが、展望フロアからの景色は撮影オーケー。
この通り、市街を一望できました。
やはりこの日は本当に天気が良かった、素晴らしい眺めです。

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市街地には「御清水(おしょうず)」と呼ばれる湧き水ポイントが多数。
もともと越前大野は、水の街として知られていたようですね。
飲み干してしまったペットボトルにこの水を詰めたりしつつ、街を歩きながら駅を目指します。

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城下町らしい雰囲気で、歩いていて楽しい街です。

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春日神社というところには、良縁の樹なるパワー?スポットも。
根元でくっついた2本の樹。9月下旬から11月下旬にはイルミネーションもあったりするようです。

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春日神社のすぐ近く、野村醤油という醤油蔵さんは、大野で最も古いのだとか。
ここではマップのクーポンチケットが使えて、お醤油をいただけました。
刺身にあう美味しいお醤油で、今も大切に使っています。

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列車の時間に間に合うようにあっち行ったりこち行ったりしながら、街の風景を写真に写して歩きます。
いい街歩きでした。

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最後は越前大野始発の列車に乗り込んで、のんびり金沢へと戻りました。

天気のいい中、気持ちよく旅ができました。
こんな18きっぷの使い方もいいものですね。またやろうと思います。
あとは、もっとしっかり、ちゃっちゃと書いていかないといけませんね。頑張ります。
以上です。