テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

ぐるっと東北乗り続けの旅 -東北本線 その3-

利府支線もしっかり乗りつぶして、岩切から再び東北本線を北上します。

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小牛田で東北本線8回目の乗り換えをして、一ノ関へ。
仙台からどんどん離れていっても乗客の人数はあまり減らず、気づけば黒磯あたりで見たなという人が同じ列車に乗っていたり、さすがは18きっぷのシーズンだと思わされる車内でした。

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一ノ関では、まさかのカシオペアに遭遇。
カシオペア紀行の返却だったそうですが、機関車もレインボー塗装のEF81 95と激アツ。

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機関車の停まっているあたりはホームの灯りが届かない暗めな場所だったので、手持ち撮影ながら長時間露光が必要という、己の腕の力が試される条件。
何枚も何枚も撮りまくって、貴重なEF81の姿をしっかり記録できました。

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次の列車までしばし時間があったので、ゆっくりと眺め回すことができました。
国鉄型客車は当然の如くかっこいいですが、暗闇に照らし出されるステンレス車体のE26系もまた、心にくるものがあるなと実感。

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さてさて、東北本線の旅も最終盤。
この日の目的地である盛岡行きの列車で、闇夜の岩手県をひた走ります。
車体のカラーも、盛岡支社の紫ベースに変わりましたね。

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この日は盛岡駅で終わりのつもりでしたが、実はまだ宿を確保しておらず。
どうも近くでお祭りがあったらしく、結構前から宿がお高いなと難儀しておりまして。翌日も朝が早い予定でしたので、ネカフェでいいやと思っていたわけです。
そういう経緯で、どこかいい場所がないかと車内で検索をしていたわけなのですが、どうも盛岡よりもう一ついったところの近くに、朝まで休憩できる風呂屋がある模様。せっかくだからそこへ行こうということで、IGRいわて銀河鉄道にひと区間だけ乗ることにしたのです。

結局ロッカーが全部埋まったとかで、休憩は受け入れてもらえませんでした。
一時は野宿も覚悟した夜でしたが、なんとかネカフェにたどり着いて、快適に過ごすことができました。ま、そういう行き当たりばったりも嫌いではない私です。

早朝のムーンライト信州から、東北本線乗りつぶし、偶然カシオペアにも遭遇と、取れ高の高かった一日目。
翌日にはメインイベントも控えており、楽しさが尽きることはありません。
旅とは良いものですね。

続きます。