テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

乗ろう!登ろう!山開き!! ①

私は、一通りの装備は揃えているくらいに登山が好き。
しかし、登りたい山はたくさんあるのに、他のやりたいことに時間とお金を取られ、なかなか行く機会を見つけられずにいました。

そんな中迎えた7月1日。各地で山開きが行われ、夏山シーズンが到来しました。
これを機に、そろそろがっつり山に登ろうじゃないかと、ずいぶん前から計画していた登山旅行を実行に移しました。今回は、そんな旅の記録です。


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出発は前日の6月30日。
はくたか560号に乗って、ややのんびり目に金沢を発ちます。

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長野で新幹線を降りて、しなの鉄道の快速に乗り換えます。
乗車するのはしな鉄色でしたが、隣には長野色が入ってきました。これはいい収穫。

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戸倉では、この日は残念ながら運用から外れていたスカ色編成も、なんとかその姿を拝むことができました。
様々な復刻塗装編成が属するしなの鉄道。夏休みあたりに、一度がっつり撮影に来たいところです。

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小諸で下車。乗り換える次の列車が来るまで、しばし駅周辺を散策します。

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駅のすぐそばにある、小諸城址へ。
城址懐古園という名の公園として整備されていて、園内には博物館や美術館をはじめとして、動物園や遊園地など、様々な施設がありました。
同じく園内にある神社で、旅と登山の安全を祈願しておきます。

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駅に戻ると、ホームには旧長野色の編成が。
思ったよりたくさん復刻編成を撮ることができました。ラッキー。
しかし、ここから乗車するのはしなの鉄道の列車ではなく、お隣の小海線
小海線・・・ではあるのですが、このキハ110形ではなくて、、、

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こちら!観光列車『HIGH RAIL 1375』!
この列車に乗って、小海線を快適に乗り通します。
乗ったことのなかった小海線、ぜひこの列車で乗ってみたかったんですよね。

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昼間運転される『HIGH RAIL 1・2号』に加え、『HIGH RAIL 星空』という夜便も運転されているこの列車。そう、星が売りなんですよね。
JRで最も標高の高いところを通る小海線、星空に一番近いというわけですね。
車内には小さなプラネタリウムのようなギャラリーが設けられ、備え付けの星に関する様々な資料は、自席に持って行って読むことも可能です。

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小諸を出て20分ほどして到着した中込駅では、10分強の停車時間を利用して、列車の歓迎イベントが行われました。
実は、この列車は7月1日で運行開始1周年。それを記念して、この日は前日ではあったものの、こうしてお祝いムードで迎えてくれたわけなのです。
前日だから何もないだろうな、惜しい・・・と思っていたので、これはかなり嬉しかったです。記念品もいただきました。
改札外で記念の缶バッヂももらえたのですが、気づいた人はどのくらいいたのでしょう・・・

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素敵なイベントも終わって、売店が解放されたところで、一息。幸せ・・・

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旅の楽しさに美味しいビールが加わって、幸せが最高潮に達した頃。
列車もまた、JR最高の駅、野辺山に到着しました。
ここでは20分ほど停車するので、車両はもちろん、駅舎や周りの雰囲気なんかをばちばち撮りつつ、記念入場券なんかも買ったりして、小海線の醍醐味を味わい尽くしました。

野辺山を出てすぐ、列車名の由来でもある標高1,375mを通過。
その後はどんどん標高を下げていき、最後に、小海線随一の絶景ポイント「小淵沢大曲」でグググっと進路を東に向ければ、終点の小淵沢に到着です。

続きます。