テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

軽くだけど、パリ巡り。

ロンドンからユーロスターでフランス・パリへとやってきました。
パリでの滞在は短く、それほどあちこちを巡ることはできないのですが、パパッと有名どころをおさえてきました。

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まずは、雰囲気を感じるメトロの入り口を見たりしながら(治安の悪さを恐れて、メトロそのものには乗らなかった)シャンゼリゼ通りを歩きます。

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通りを抜けて、エトワール凱旋門へ。
シャンゼリゼ通りの西端となるシャルル・ド・ゴール広場のロータリーに堂々とそびえ、多くの観光客がカメラを向けています。
ロータリーを街宣車がフランス国歌的なのを流しながらクラクション大合唱をし始めたりしてビビりましたが、おお・・・フランスだと感じるたたずまいでした。

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続いては、パリといえばこちら、という存在感を放つエッフェル塔
かつては高くそびえる鉄塔の姿が醜悪と批判されたりもしたそうですが、今やパリの一大観光地。先ほどの凱旋門と並んで、あぁ、パリだ!という感じがします。

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(画質がアレですが)こちらは、パリ市内を流れるセーヌ川
シャンゼリゼ通りとかセーヌ川とか、その単語だけでパリのお洒落な雰囲気を感じてしまいます。
予報は夕方から雨になっていたのですが、だいぶ早い段階でそれっぽい雲が近づいてきたので、この日は早々に宿へと引き上げました。

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降り始めた後は、残念ながら翌日まで降ったり止んだりが続きました。。
しかし、降るなら降る日の楽しみ方がありますよね。
滞在2日目のこの日は1日まるっと、ルーヴル美術館で過ごしました。

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大英博物館でもそうでしたが、古代ローマとかエジプト文明に関する展示は多め。
ずらりと並んだスフィンクスは、なんだか可愛らしさも感じました。

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ぶらぶら歩いていると、なんだかすごい人だかり。
カバンにだけは気をつけつつ近づくと、おぉ、これは有名なやつですね。
タイトルは「民衆を導く自由の女神」。
僕は世界史をやっていないのでおよそ知識がないのですが、190年ほど前のフランス7月革命を題材とした作品なんだとか。世界史も美術史も知らない僕でもどこかで見たことがある、そんな有名な絵です。

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そしてやはり、これは外せませんよね。
他の有名な作品と比べてもかなり堅牢に守られているこちらは「モナ・リザ」。
レオナルド・ダ・ヴィンチによる作品で、最も知られている絵画の一つと言われています。
ウィキペディアにも「しばしば『謎』とされる題材の不確かさ、スケールの大きい画面構成、立体描写の繊細さ、だまし絵めいた雰囲気など、さまざまな点において斬新であったこの作品は、現在に至るまで人々を魅了し続け、研究の対象となってきた。」とあるように、なんだか不思議と惹きこまれてしまう魅力のあるこの絵。
意外と小さい作品なうえ、絵のそばまでは近づけないこともあって、絵そのものの詳細を確認できたわけではないのですが、この有名すぎる絵と対峙して、自分の目で観賞できたということは、非常に価値ある時間だったと思います。

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彫刻のエリアへ行くと、これもまた非常に非常に有名な「ミロのヴィーナス」。
この作品は紀元前130~紀元前100年ほど前の作品なのだそう。
綺麗に堂々と立っておられますが、2000年以上前のものが目の前にいるという不思議な感覚です。古代エジプト関連のものはもっと古かったりするわけですが、それはおいておくとして。

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パリでは滞在時間の短さに加えて、天気の崩れ、過剰なスリへの警戒、そしてわからなさすぎるフランス語に怯えて、あまり出歩かず、写真も少なくなってしまいました。
そんな中で、勇気を出して言ったのが街のパン屋さん。
散歩中に比較的入りやすそうなところを見つけて突入したのですが、もはやまともなコミュニケーションが取れず、指差しでキッシュとクロワッサンを頼み、多分「お茶とかは?」と聞いてくれたのにもかかわらず大丈夫と言い放って会計をしてしまった思い出の場所です。
パンは美味しくて、さすがフランスだ!という感じ。あぁ、また食べたいなぁ・・・

言葉はボンジュール/ボンソワールとメルシーだけで乗り切ったパリ。
やはり行くならもう少ししっかり言葉を知ってからじゃないといけないですね。さすがに無理がありました。それでもスーパーで買い物とかしたんだから上出来かなと自賛しています。
しかし、言葉の壁が立ちはだかるのはこの後旅の終わりまでずーっと。
ドキドキが止まらない旅、もう少し続きます。