テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

ロンドン名所めぐり ①

サウサンプトンを経由して、ロンドンへ戻ってきました。
ロンドンには9月5日から12日までの1週間滞在。この間にあちらこちらへ足を運びましたので、その記録をば。

イメージ 1
まずは、ビッグ・ベンとして知られる時計塔で有名なウェストミンスター宮殿から。
この宮殿は現在、国会議事堂として使われているところでもあります。
ビッグ・ベンの鐘の音は、学校のチャイムとして日本でもおなじみのメロディ。
しかし、僕が行く直前の8月21日から2021年まで、補修のためにならなくなってしまいました・・・タイミング・・・

イメージ 2
続いて、これも有名どころ、バッキンガム宮殿。
現役の王宮、つまりここにはエリザベス女王がいらっしゃるというわけです。
衛兵が常駐してこの宮殿を護っているのですが、その衛兵の交代式がとても有名で、僕もそれを見にきたのです。
ちなみに屋上に掲げられている側が英国国旗なので、この日は女王不在。いらっしゃった場合には王室旗が掲げられるようです。

イメージ 3
衛兵の隊列行進の様子。
鼓笛隊の奏でる音楽に合わせて歩く衛兵の姿は、僕にとって非日常そのもの。
見学客も非常に多く、交代式そのものを間近で見られる宮殿正面は、何時間も前から待機しないと場所取りが困難というレベルの混雑。
こんな式が二日に一度行われているというのだから驚きです。

イメージ 4
奇兵隊の交代も見ることができました。
宿舎から、他の時間帯は普通に車が通る道を馬が歩いてくる。片田舎の町ならいざ知らず、こんな都会のど真ん中で見られる光景とはとても思えませんでした。
衛兵交代式、人出がすごいのでスリなどにはいつも以上に気をつける必要がありますが、やはり一見の価値ありです。

イメージ 5
こちらは、少々わかりにくいですが、「ベイカー街221B」というと、あっと思う方も多いはず。そう、シャーロック・ホームズの住む家であります。
ホームズシリーズが世に出た頃は架空の住所であったベイカー街221Bですが、人口増加に伴いだったかなんだかで実在する住所となったんだとか。
シャーロック・ホームズ博物館として人気を集めており、この日もずらーーっと長い行列ができていました。
入場料が結構高いので、あまりホームズを知らない僕は、雰囲気だけ見て退散。

イメージ 6
ここはもういよいよ、どこだよという感じですが。わかる人にはわかるでしょうか。
イギリスBBC制作のドラマ「シャーロック」で、現代を生きるシャーロック・ホームズが住むベイカー街221Bのロケ地となった場所です。
このドラマがなかなか面白くて、実家にいる頃よく見ていたんです。家族から「写真撮ってこい」という強い要請を受けまして、ちょろっと前を通ってみました。
SPEEDY'Sというお店でお昼にしようかなと思っていたのですが、時間が悪かったのかかなーり混んでいて、僕の拙い英語でスピーディーさの邪魔をしてはいけないと思い、今回は諦めました。

イメージ 7
再びかなりの有名どころ。大英博物館です。
あまりに広く、見て回るのに相当時間がかかるという事前情報を得ていましたので、この日は一日ここで過ごす気で、開館時間から乗り込みました。
外観を撮っている時には、博物館を背景に撮ってもらえないかと英語で話しかけられ、拙い英語でいいよーと撮ってあげてから、お互い日本人だと気づくような場面があったり。

イメージ 8
ロゼッタストーン。解読できずに困っていたヒエログリフを解読するのに大きく貢献したという碑文です。
大英博物館の収蔵物の中でも有名なので、他の展示物よりも人に囲まれている感じでした。写真を撮るのも一苦労。

イメージ 9
壁伝いに並べられたレリーフ
これを見ていると、だんだんゴーフルが食べたくなる・・・

イメージ 10
妖艶な雰囲気を醸す像・・・
オーディオガイドを借りてまわったんですが、この像の説明がやたらとその妖艶さ、女性の魅力について熱く語っていて面白かった記憶があります。

イメージ 11
大英博物館の一角には、日本のコーナーも。
久々の日本成分濃いめな空間に、なんだかホッとしたりしなかったり。
海外から見た日本というのはどんなもんなんだろうと思いましたが、案外普通だなという印象でした。
このコーナーの端に茶室を模した場所があって、ちょうど茶道の実演をやっていたので見学したのですが、英語で聞く茶道の説明はなかなかに新鮮で、改めて茶道を学んだような気持ちになりました。
その実演の最後に質問タイムがあって、「日本には東京の街角に、カフェみたいな感じで茶室があって、軽く茶道を嗜んだりしているのか」という質問がありました。
「いや、イマドキは日本でもスタバですよ(笑)」という回答で会場を沸かせていたのですが、やー、この時代でも日本にそういうイメージを持っている人はいるんだな、と知れたのが今回の収穫でした。


イギリス名所めぐり、続きます。