テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

サウサンプトン

オックスフォードで3日ほど過ごし(疲れが出て、1日寝ていた日もありました)、いよいよロンドンへ。
オックスフォードからロンドンまではそう遠くないので、そのまままっすぐ向かうのは面白みに欠けます。
そういうわけで、ちょっと南に遠回りして、サウサンプトンという港町に寄ってきました。

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まず乗ったのはこの列車。
クロスカントリーというところの列車で、ボイジャーという愛称のある車両なのだとか。
思い返すと、序盤にヨークからエディンバラまで乗ったのも同型車でした。運用範囲がなかなかに広いですね。

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さて、サウサンプトンは先ほども書いた通り、港町。
処女航海で沈没し、多くの犠牲を出したことで知られるタイタニック号が出港したのもここの港です。
専用の埠頭だった場所の近くには、タイタニック号を偲んだ碑もありました。

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この街で訪れて見たかったのがこちら。ソレント・スカイ航空博物館です。

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格納庫を思わせる建物の中には、ぎっしりと飛行機が詰め込まれています。
軍用機が多いですね。私は旅客機を少々嗜む程度ですので、戦闘機とかそういう方面には非常に疎いのですが、それでも気分の上がってくる見応えです。

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大きさ的にひときわ目を引くのが、やはりこのショート サンドリンガムという飛行艇でしょうか。
やはりこれにも詳しくはないですが、登場当時は世界最大と言われたとかなんとか。

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この飛行艇、機内に入ることもできました。
木目調の内壁や荷棚など、現代の飛行機では見ない雰囲気。

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こちらはスピットファイアっていう戦闘機だったでしょうか。
名前はなんか聞いたことある気がします。友達が言ってたかな。

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一番前に口があいてて不思議な印象を持つこちらは、水上ジェット戦闘機なんだとか。こんな不恰好な感じでも飛ぶんですよね。不思議なもんだ。

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飛行機以外にも、ヘリコプターだったり

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対空砲って言うんでしょうか、いかつい武器なんかも展示されていました。

他にも盛りだくさんなこの博物館。
事前情報では予備知識が少ないとあまり楽しめないマニアックな博物館という話も聞いていましたが、僕にとってはそんなことはなく、わからなくても楽しめる博物館でした。興味のある方には是非訪れてほしいところでした。

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帰り道で一枚。埠頭へ続く臨港線の独特な感じはどこの国も似た感じですね。

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そんな感じで、サウサンプトンでの寄り道を終了。
こちらの列車に乗り込んで、ロンドンへ向かいます。
通勤列車のような雰囲気のこの車両も、車内はオールクロスの快適仕様。
駅の売店で買ったサンドウィッチと紅茶をいただきながら、列車旅を気持ちよく過ごしました。

続きます。