テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

イングランドで最も美しい村

イギリスについてからあっちこっち巡ってきましたが、ここで3泊ほどオックスフォードに滞在。
オックスフォードではちょっと疲れが出たことや、滞在中天気に恵まれなかったこともあり、あまりちゃんと観光できなかったのですが、滞在中にお出かけしたかったある村へは、なんとか行ってまいりました。

イメージ 1
列車を乗り継いで、目指すはケンブル駅。

イメージ 2
ケンブル駅。知ってる人は知っている、片田舎のとある駅。

イメージ 3
ここからはバスを乗り継いで、途中目的地の村などに寄りながらオックスフォードへと戻ります。
非常に本数が少ない路線も使うわけなんですが・・・気をつけないと、なかなか痛い目にあったりもします・・・それについては後述。。

イメージ 4
サイレンセスターという、この辺りの中心地でバスを乗り継ぎます。
ここも、知っている人なら知っている景色だと思います。
実はオックスフォードで持って行った折りたたみ傘が壊れてしまったので、ここで買い直しました。その傘も、帰国後強風にやられて早々に逝ってしまったのですが。。

イメージ 6
なぜだか、何度も見たことのある景色・・・
いったい、何色モザイクの聖地なんだ・・・

イメージ 5
サイレンセスターから30分ほどバスに揺られて、降り立ったのがこちら。
イングランドで最も美しい村」とも言われる、バイブリーという村です。
ここがこの日の目的地となります。

イメージ 7
色々観光地を巡ってきましたが、ここはロンドンからそれほど遠くないこともあってか、大型の観光バスなども結構きていて、観光客も大勢。滞在中には日本人の団体が訪れているのも見ました。
道沿いにも路上駐車が目立ちますね。

イメージ 8
人はそれなりに多いところですが、穏やかな村です。
天気も回復してきて、とてもとてもいい気分でした。

さて、いい気分になってきたところでバスの来る時間になったので、バス停へ。

・・・来ない。

地元の方っぽいおばあさんも困惑した様子。

待てども待てども来ない。

このバスからさらに乗り換えの予定なのに、このあとバスが遅れてきても、もはや接続は不可能。。
こうなってくるとオックスフォードに戻れなくなくなる可能性まで出てきたので、腹を決めてケンブルの駅まで歩いて帰ることにしました。
ちなみに距離は11マイル=18キロ弱。心が折れました・・・
歩道はないし車の通りは多いし、いつまで経っても進まないような長い距離に、もう半泣きで歩きます。

イメージ 9
結局、11キロ強歩いてサイレンセスターにたどり着き、たまたま通りかかったタクシーを拾って、ケンブルの駅まで帰って来れました。
列車を待っていたら、なんとGWR仕様のクラス800に遭遇。試運転ですかね。
元々の予定ではこちらへ戻ってくるつもりではなかったので、これは歩いたご褒美だとポジティブに考えて、疲れた心を少しばかり回復させたのでした。

片田舎に拠り所なく放り出される不安もありましたが、無事に帰って来れた今となってはこれもいい思い出。
こういうドキドキ経験をすると、度胸もついてくるってもんですね。

続きます。