テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

エディンバラ観光

旅が始まって5日目、この日は丸々エディンバラに滞在です。
ターミナルであるエディンバラ・ウェイバリー駅を中心に、エディンバラ城をはじめとした見所が駅近で点在するこの街。イギリスらしくバスの充実はもちろん、空港などへ向かうトラムも走ったりしていますので、非常に観光しやすい街だと思います。

さて、駅にあるショッピング街で朝食をとったら、ぶらぶら観光開始です。

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まず最初に訪れたのは、エディンバラの市街地から郊外まで360度見渡せる丘、カールトン・ヒル。彼方には海を望むこともできます。

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丘の頂上近くには、パルテノン神殿をモデルに作ろうとしたものの、途中で予算が尽き、未完成のままほったらかしにされているという、ナショナル・モニュメントも。
ナポレオン戦争戦没者祈念なのだそうですが、なぜにパルテノン神殿がモデル?と思ったら、エディンバラは北のアテネと呼ばれているんですね。初めて知りました。

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ここからは市街地を挟んで、エディンバラ城の姿を見ることもできます。
ヨークで出会ったチャリダー曰く、「相当興味があるとかじゃないなら、エディンバラ城は中入るより、外から見た方が断然いいよ!!」とのことだったので、今回は色々な角度からエディンバラ城を眺めて見ることにします。

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続いて向かったのは、ホリルード・パーク。
駅から見て南西部にある山で、天気もスッキリ、気分が良かったので、軽くウォーキングの気持ちで登ってみました。

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で、想像以上にがっつり登る羽目になったりしました。途中から天気崩れるし・・・
標高はそれほどでもないのですが、結構な岩山で、割と登山な雰囲気を楽しめました。

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思ったよりも体力は使いましたが、登った先の景色は最高。
登った甲斐があったなと思わされる、そんな眺めでした。山の醍醐味ですよね。

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山をわっせ、わっせと降りてきたら、2階建バスに揺られながら足をほぐし、続いてスコットランド国立博物館へ。
ここがもう、なんというかとにかく凄くてですね、ありとあらゆる分野のものが、詳しくしっかり展示されているのです。
スコットランド史に関するものから、生物、産業、文化、科学、医療などなど、ここなら誰が来ても自分の好きなジャンルのものが展示されているんじゃないかというくらいに、多岐にわたる内容の展示がなされていました。

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吹き抜け構造の建物を存分に活かした、大きなものの展示も迫力大です。
この生物系の展示などは、これだけを見に来ても価値があるなというような展示でした。
他に、例えば鉄道関連では蒸気機関車が置かれていたりしましたが、この博物館で最も私の興味を惹いたのは、電話の変遷というもの。特に、携帯電話が登場した頃からの、急速に進む端末の小型化と多機能化には興味津々でした。

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そして、最後に訪れたのがエディンバラ城
青空をバックに見上げる、岩山の上に立つ城。なんとも美しい姿です。歴戦をくぐり抜け、壊され、その度に再建と改築を受けて来たという、その歴史もまた、美しく惹きつけられる姿の理由なのかもしれません。
この岩山は城ができる前から天然要塞として使われていたとのことですが、なるほど、これは攻めるのが大変そうですね。

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この日の記録を締めくくる前に、エディンバラ・トラムの姿がこちら。
乗り方などは全然違うんですが、見た目は日本のものとも近く、なんだか馴染み深い雰囲気。
ロジアンバスというところの一日乗車券を持っているとこのトラムにも乗れますので、バスと組み合わせて、お得に体験乗車も可能でした。
このトラムはエディンバラ空港までを結ぶのですが、空港まで行くと料金体系が変わるようなので、もし利用される際はしっかりリサーチしてからどうぞ。

バスやトラムに乗りつつも、登ったり歩いたり、いい感じの疲労感で就寝した、そんな1日でした。
続きます。