テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

やまぐち経由の大阪帰省。 ②

大阪へ帰省するついでに、ちょっと足を伸ばしてSLやまぐち号に乗りに来まして、津和野へと到着しました。

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次の列車までは1時間程度しか余裕がないので、津和野の街を散策するのもほんの少しだけになってしまいました。
太皷谷稲成神社や津和野城跡などにも足を運んで見たかったのですが、今回はあくまでやまぐち号がメインだったんだ・・・と割り切って、ひとまず今回はメインストリートの殿町通りへ。
銀杏並木に白漆喰となまこ壁の土塀が美しく続きます。
ここを少し歩いたら、津和野名物の源氏巻をお土産に買って、早くも駅へと舞い戻りました。

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津和野から乗車するのは、キハ187系の特急スーパーおき
特急らしからぬ、とも言われる扁平なお顔のこいつですが、僕は小さい頃から結構好きだったり。なんでも好きなんですね、要は。
やまぐち号はもちろんですが、このキハ187系もかなーり楽しみにしておりました。岡山駅で度々見かける顔ではありますが、乗るのは8年ぶりです。

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しばらくは津和野から先の山口線の残りを走り、益田の手前で左手から合流してくる山陰本線に直通します。

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益田までは新山口からずーっと緑の景色が続いてきましたが、ここからは進行方向左手に海が寄り添います。

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廃止の日が着実に近づいている三江線が接続する駅、江津。
今回の旅も当初の予定ではここから三江線に乗って、芸備線に乗り継いで広島へと抜けるつもりでした。しかし、今回は更新申請していたパスポートを取りに帰るというのが本来の目的だったこともあって、広島一泊はあまりに慌ただしすぎると判断。
この日中に大阪にたどり着くのを優先して、そのまま通り過ぎました。
三江線、秋頃に乗りに行けたらなと思います。

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益田のあたりでは雲多めだったお天気も、時間が経つにつれ青空の割合が増えていき、車窓に見える雄大日本海の素晴らしい景色もより楽しめました。(海の写真、あまりうまく撮れなかったのが残念。)
スーパーおき鳥取行きですが、今回は途中の出雲市で下車。
出雲といえばやはり出雲大社ですが、やはり今回は時間の都合で訪問できず。
秋に三江線に乗りにいく時間を作れたら、その時は出雲市で一泊する予定なので、絶対にお参りします。

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さて、ここからは381系最後の砦、やくもに乗って岡山を目指します。
この日のやくも26号は増結ありの7両編成。381系というだけでありがたい今となっては、7両編成なんてとっても贅沢な両数。感謝感激・・・!

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乗車するのはサロからの格下げ改造を受けた、サハ381-223。
編成内では唯一の中間付随車となります。
これももう8年前の話ですが、まだ「ゆったり」化改造が広がっておらず、グリーン車の位置も統一される前の頃、中1の分際で格下げ前のサロ381に乗車したことがあるのです。あれは「西日本パス」という企画きっぷのグリーン車用を使用しての乗車だったのですが、大阪から浜坂まではキロ180、キハ181系時代のはまかぜに乗車したりもしていて、本当にいい旅をしたもんです。

そんな、あえてこの車両を選んだりして、かつての思い出に浸りながらのやくも。
今回の遠回りな帰省もそろそろ終わりですが、最後にやくもの車内観察を綴ってから締めたいと思います。続きます。