やまぐち経由の大阪帰省。 ②
大阪へ帰省するついでに、ちょっと足を伸ばしてSLやまぐち号に乗りに来まして、津和野へと到着しました。
次の列車までは1時間程度しか余裕がないので、津和野の街を散策するのもほんの少しだけになってしまいました。
銀杏並木に白漆喰となまこ壁の土塀が美しく続きます。
ここを少し歩いたら、津和野名物の源氏巻をお土産に買って、早くも駅へと舞い戻りました。
特急らしからぬ、とも言われる扁平なお顔のこいつですが、僕は小さい頃から結構好きだったり。なんでも好きなんですね、要は。
益田までは新山口からずーっと緑の景色が続いてきましたが、ここからは進行方向左手に海が寄り添います。
廃止の日が着実に近づいている三江線が接続する駅、江津。
今回の旅も当初の予定ではここから三江線に乗って、芸備線に乗り継いで広島へと抜けるつもりでした。しかし、今回は更新申請していたパスポートを取りに帰るというのが本来の目的だったこともあって、広島一泊はあまりに慌ただしすぎると判断。
この日中に大阪にたどり着くのを優先して、そのまま通り過ぎました。
三江線、秋頃に乗りに行けたらなと思います。
出雲といえばやはり出雲大社ですが、やはり今回は時間の都合で訪問できず。
さて、ここからは381系最後の砦、やくもに乗って岡山を目指します。
この日のやくも26号は増結ありの7両編成。381系というだけでありがたい今となっては、7両編成なんてとっても贅沢な両数。感謝感激・・・!
乗車するのはサロからの格下げ改造を受けた、サハ381-223。
編成内では唯一の中間付随車となります。
これももう8年前の話ですが、まだ「ゆったり」化改造が広がっておらず、グリーン車の位置も統一される前の頃、中1の分際で格下げ前のサロ381に乗車したことがあるのです。あれは「西日本パス」という企画きっぷのグリーン車用を使用しての乗車だったのですが、大阪から浜坂まではキロ180、キハ181系時代のはまかぜに乗車したりもしていて、本当にいい旅をしたもんです。
そんな、あえてこの車両を選んだりして、かつての思い出に浸りながらのやくも。
今回の遠回りな帰省もそろそろ終わりですが、最後にやくもの車内観察を綴ってから締めたいと思います。続きます。