テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

帰阪

最終日のこの日は朝から車両故障で予定が狂わされてしまったものの、それ以外には何ら大きな出来事もなく、新千歳空港から乗る帰りの飛行機の時間が近づいてきました。

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お土産などを見繕ってから、しばし飛行機を眺めます。
まずはエアドゥのB767

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続いて、エアプサンのA321。
さすがは新千歳、様々な国の航空会社が乗り入れていますね。
先日は中部国際空港にも訪れましたが、見慣れない航空会社の飛行機を見るのは楽しいです。

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こちらは日本の航空会社ながら私の行動範囲ではあまり見かけない、バニラエアの機材。
関空から函館や奄美、台湾などへと向かう便も設定はされているようですが、そもそも関空へあまり行く機会がないのでほとんど初見です。

この後も中国東方航空エバー航空など、アジア系の飛行機が続き(画像は省略)、自分の乗る便のテェックイン時刻に。

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今回乗るのはエアドゥ120便、全日空とのコードシェア便です。
人生初のエアドゥ、かなりワクワクです。
いつもと違う航空会社を利用しても、ANAのマイルが貯まるのは何だかお得な気分です。

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タキシング中見えた飛行機たち。
B737の小さな機体からだと、B777の機体が本当に大きく見えますね。

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定刻で離陸。
さらば北海道、近いうちにきっとまた来るよと心の中で思いつつ、北の大地を飛び去ったのでした。

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この日は全国的に曇りがちな日だったようで、到着地である神戸まで、ほとんどずっとこんな感じの景色でした。
ウイングレットに描かれているキャラクター、ベアドゥが可愛すぎます。

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着陸態勢に入り、雲の下に降りてきたあたりで眼下に見えたのは加古川市付近。
画像下寄りに流れる川が加古川で、それに沿って加古川線の線路が見えます。

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さらに海側へ進んで、東加古川駅付近。
よく見ると221系が確認できます。

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瀬戸内海上空へと飛び出たら、左にグググっと旋回。
しばらくすると明石海峡大橋の真上を通過します。

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あまりにも橋の真上を飛ぶために、しっかり撮れなかったので、通り過ぎてから翼越しにもう一枚。

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少しずつ下降しながら東進し、一度空港を通り越してから180度向きを変え、六甲山を右手に見ながら、東側から滑走路へ進入。
遅れることなく無事に神戸空港に到着しました。

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エアドゥ、「北海道の翼」というキャッチフレーズなだけあって、それなりに地域色の強い面を備えつつも、ANAなどのメジャーな航空会社に劣らないサービスを提供してくれる、良い航空会社だと感じました。
他にもソラシドエアやスターフライヤーなど、ANAとのコードシェア便を運行している航空会社は国内にもありますが、この辺もちょっと攻めてみたいなと新たな課題ができました。

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神戸まで帰ってきたら、もはや自分のフィールドに立ったも同然。
慣れた足つきで家路につきます。
とはいえ、神戸空港に降りたのは今回が初めて。ポートライナーの空港延伸区間も初乗車となりました。

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旅の締めくくりには、神戸から出港してゆく豪華客船「飛鳥Ⅱ」の姿を拝むこともできました。かなり昔に横浜で見た以来です。
最近はななつ星に続いて瑞風や四季島などクルーズトレインが流行りみたいになってますが、クルーズならやはり船旅をしてみたいですね、まずは。

というわけで、金沢発宗谷岬経由の大阪帰省を果たしたのでした。
いつか食べて見たいと思っていた音威子府の駅そば、極寒の中震えながらバスを待った宗谷岬、札幌直通時代のキハ183系サロベツ、到達できなかった新十津川
もっともっとたくさん、長い時間をかけて撮った写真全てを見せながら語り尽くしたいような楽しい旅でした。やはり、北海道は魅力の宝庫です。
鉄道だけでも、石勝線や根室本線で東端を目指したいですし、釧網本線釧路湿原を抜けて見たいし、キハ183系が充当されているうちに石北本線の大雪にも乗りたい。札幌から函館へも、小樽経由のいわゆる山線経由で走破してみたいです。
知床へ行きたいし、流氷も見たい。タウシュベツ橋梁なんかも訪れたいですね。
一度の旅では決して行き着くせないような、観光資源の宝の山みたいな北海道。また訪れなければなりません。待ってろ北海道。
経営状態が非常に芳しくないJR北海道ですが、とりあえず、今回トラブルで到達できなかった新十津川駅は、今度僕が行くまで残しておいてくれるとありがたいです。

この春、もちろんまだまだ様々なところへ行く(予定)ですが、そちらの方も、また記事にしたら読みにきていただけると幸いに思います。
以上、春休み最初の北海道旅行の話を締めくくりとします。