テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

とにかく北へゆけ!早春道北トリップ

春休みに入って3週間が経とうかという2月26日。
ずっと前から楽しみにしていた旅行に出発しました。
目指すは北海道。昨年春にも急行はまなすに乗車すべく訪れた北海道ですが、札幌までしか行かなかった昨年に対し、今年はそのもっと先、とにかく北へ向かうことが旅の目的です。

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北海道入りするまでの足は飛行機。
小松空港から新千歳まで、ANA1173便に搭乗します。

一年ぶりの飛行機。昨年乗ったのはpeachでしたが、今回は写真の通り、ANA
足元も広いし、やはりサービスもLCCとは違います。非常に快適な1時間半を過ごせました。
初めてフライトログブックを書いてもらったりもしましたが、非常に素敵なものを作っていただいて、感動でした。

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少し雪の舞う北海道。
ROYCE'の広告を見ると、「千歳に来たな」という気分になります。

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新千歳からは、とりあえず快速エアポートで札幌へ。
uシートは満席、他の自由席車もちらほら立ちが発生するくらいの乗車率で、結局私は札幌までドア付近で立ちっぱなしでした。

札幌に着くと、「函館本線運転見合わせ」の文字。どうやら人身事故が発生したようで、早速予定に乱れが・・・。
本来の予定は、特急オホーツク5号を撮影した後、札幌付近をうろちょろして、オホーツク7号で旭川に向かおうというものでした。
私が札幌に着いてしばらくすると運転は再開したものの、オホーツク5号に変身するはずのオホーツク4号が大幅に遅れ、来る気配なし。

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運転再開後おそらく最初のスーパーカムイは、函館本線から引退予定の785系。
足止めを食らっていた人たちが大勢乗り込んだために、自由席車はデッキに人が溢れる混雑。
この後のカムイがどう動くのかという情報などもなかなか入ってこなかったため、座れなくても乗ってしまえというような人も見受けられました。

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割と大粒の雪が舞う中、オホーツク4号の到着待ち。しばらく時間ができたとはいえ、それほどたっぷり時間があるわけではない。
中途半端なので、駅周辺で軽く小腹を満たす程度の時間つぶしをしました。

大体の遅れ時間を考慮して、そろそろ来るかな?くらいの時間にホームへ上がると、ホームはオホーツク5号待ちの乗客で大混雑。
しばらく離れていたために事情はよくわからないのですが、周りの話に聞き耳を立てたところによると、カムイが運休になって、旭川までの客がオホーツクに流れて待っている模様。
指定席が満席だったために自由席確保をせねばならなかった私にも、これはなかなかハードな状況です。もちろん、列車入線時の写真など撮っている場合ではありません。

と、思っていたら。
オホーツク4号入線直前になって、スーパーカムイ25号からほぼ定刻で運転を再開する予定と情報が回って来て、自由席車の少ないオホーツクより着席可能性の高いカムイに、結構な数の乗客が流れ直してくれたんですね。

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というわけで、列の結構後ろにいた割に、前から2番目の準展望席を確保できちゃいました。

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札幌を1時間遅れで発車し、私が下車した旭川には若干回復した50分遅れ程度で到着。
雪にまみれて、ヘッドマークがよく見えませんね。。

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しばらく待つと、札幌行きのサロベツも見ることができました。
いわゆるスラ貫編成が所定になってから見るのは初めてです。0番代はオホーツク運用のものしか見たことがなかったので、サロベツのHMにちょっと違和感。
そんなサロベツも、来週のダイヤ改正キハ261系に統一されてしまいます。てっきり宗谷に吸収されるものだと思っていたので、名前が残ったことは喜ばしいとも言えるのですが。

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さて、陽も落ちて肌寒さが増した旭川駅。この日はこの旭川で泊まります。

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宿は駅からほど近いコートホテル旭川
今回の部屋は最上階かつ駅側だったので、窓から駅が一望できました。

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この日の締めは、再び駅に戻って撮影した白坊主。まさか初日で撮れるとは。
もともと乗る予定だったオホーツク7号で、結局私が乗ることにした5号の車内から苗穂を見たときに「あれ?いま白坊主が組成されてる編成いた?まさか・・・」と思っていたら案の定これだった、という話。
ダイヤの乱れから7号もいつ札幌を出てくれるかわからないぞ!と焦った私は5号に乗って予定よりかなり早く旭川に着きましたが、結果としてはこの7号はほぼ定刻で札幌を発車。旭川にも十数分の遅れで到着しました。
札幌にとどまってたらこれに乗れたのかぁとも思いますが、旭川でのんびり過ごせたので結果オーライ。

小松空港を正午過ぎに立つ、比較的ゆったりしたスタート(とはいえ、家を出たのは9時過ぎ)の1日目。
今回の旅は3泊4日の予定ですので、もちろん、ここからさらに北海道成分は濃くなっていくはずです。
続きます。