テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

夏休み最後の旅、碓氷峠。 ⑥

アプトの道を熊ノ平まで登ってきましたが、滞在時間もそこそこに引き返します。

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しっとりとした緑の中に佇む碓氷第5橋梁。
登る際にはスルーしたので、一旦下に降りて観察。第3橋梁と比べるとこじんまりした雰囲気ですが、周りの雰囲気も相まって、これはこれで惹かれるレンガアーチ。

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大迫力の第3橋梁も、登るときは上を通過しただけだったので、一度降りて。

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説明の看板。改めて、百年前からこの橋がここに存在していることに感動。
この看板にも書かれていますが、この橋は芸術的な美しさも、言葉で表せない、ため息の出てしまうようなものでした。
この橋が建設された頃、鉄道が勢いよく全国へと伸びていた時代。目に見えて近代化の進む世界を眺めるのはどんなにワクワクしたかと思うと、この時代へ行ってみたくて仕方がないのです。

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峠の湯まで降りてきました。
標高490mと書いてありますね。ルンルンで歩いていたので実感がありませんでしたが、標高およそ680mの熊ノ平との差にちょっとびっくり。

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ここからは、碓氷峠鉄道文化むらの施設となる、トロッコ列車シェルパくん」に乗車します。
「あさま」や「能登」と行ったトレインマークがあちこちに取り付けられているのが楽しいですね。

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小雨が降り始めた中、写真ではなかなか伝わらない急勾配を、ゆっくりゆっくりと降りていきます。
現役当時は下り線だった線路なので逆走ということになりますが、その線路は間違いなく当時の列車たちが走った場所。涙がこぼれそうなほどの感慨に浸りながら、濃厚な時間を過ごしました。

続きます。