テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

9月16日 秋田へ。

秋田新幹線こまちに乗車、一気に北上して秋田を目指します。

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東北新幹線内は本当に猛スピードで、あっという間に盛岡に着いてしまいました。
盛岡から先は秋田新幹線、実際には在来線の田沢湖線へと直通して、歩みを進めます。
こうしてみると、やはりミニ新幹線の車両は新幹線規格に対して小柄なことがよくわかりますね。ホームと車両の間の隙間がかなり広いです。
その隙間を埋めるためのステップもまた特徴的ですね。

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新幹線の高架から降りると、景色はすっかり在来線。
「新幹線」で踏切を通過するのは初体験です。
ほんの少し前まで300km/hを超えるスピードで走っていた列車が、今度は100km/h少々で田んぼの間を抜けて走るのは、なんだかとても不思議な感覚です。

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普通に車窓だけを映していると、それはもうただの田沢湖線の沿線風景でしかありませんから、どうにかして「新幹線」という雰囲気を出せないか試行錯誤。
この窓の感じは在来線特急にはない新幹線ならではですし、それっぽく撮れた・・・かな?

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収穫を間近に控えた田園風景。品種はやはりあきたこまちなのでしょうか?
乗車中のE6系の車内(普通車)はこの風景をモチーフとされていて、座席は稲穂、通路はあぜ道がイメージされているそうです。

大曲で進行方向が変わり、終着駅の秋田も近づいてきました。

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大曲から秋田までの間は奥羽本線を走ることとなるのですが、全線で改軌が行われた田沢湖線と異なり、こちらは狭軌の在来線と標準軌の新幹線が単線並列で併走。
途中、神宮寺から先のしばらくは三線軌条となった区間を見ることもできました。

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そして、東京から3時間50分ほど。終点の秋田に到着。

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ホームとの隙間も狭く、ステップも収納されたまま。
ここが在来線規格で建設された場所なのだということがよくわかりますね。

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右側の線路は狭軌の在来線。
並べてみると、線路幅の違いがはっきり見て取れます。面白い・・・

さて、秋田に到着したらこの日はここで終了。・・・ということはなく、まだまだ北上していきます。

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ここからは701系に2時間弱揺られて、県北の大館を目指します。

社会の授業で習って、大潟村とともに頭に刻み込んだ地名、八郎潟とはあれか・・・と横目に見ながら奥羽本線を北上。
次第に日が暮れていく中、列車は順調に進んでいきました。