9月3日 18切符を消化せよ! ②
只見線に乗るべく、長岡から上越線に揺られ南下しています。
越後湯沢から再び北上する際には、六日町まで北越急行の車両に乗ってみました。
六日町で下車。小出方面に向かう次の列車をしばし待ちます。
再びE129系に揺られて北上。
なかなかに混んでいて、小出まで座れませんでした。
のんびり駅スタンプなんて押していた僕は完全に出遅れたカタチとなり、車内で座る場所を確保するのも一苦労でした。
まずは、只見川支流の叶津川にかかる叶津川橋梁。カーブを描いたこの橋は、運行休止前は撮影スポットの一つだったそう。
豪雨災害で橋梁に直接の被害はなかったものの、列車が走らなくなって5年、橋の上には植物が生い茂っています。
ところどころ、草の茂った線路が景色の中で見え隠れします。
第八只見川橋梁。トラス部や、一部のガーター橋は遠く離れた飯田線からやってきたものだそうで、これまたなかなか興味深い・・・
豪雨災害で橋梁そのものが流出するなどの被害は免れていますが、会津川口よりの路盤に崩落箇所があるらしく、その復旧には4年の工期を必要とするとか。
バスから見えた被害箇所のうち、一番甚大に見えたのが第六只見川橋梁。
トラス橋があったらしいですが、すっかり落ちてしまって、陸上に数連のガーター橋部分が残っているのみです。
この災害に限らずですが、本来そこにあった、あるべきはずのものが失われているという状況は、やはり生で見るとなんとも言えないショックを受けます。
大災害というものに直面したことがない私ですが、無関係ではいられないのが日本という国。いざという時に自分に何ができるか、考えさせられます。
続きます。