テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

9月3日 18切符を消化せよ! ①

この夏、春頃から計画していた旅がありました。それは9月の頭に実行するはずだったのですが、一緒に行く予定の友人の都合で9月中旬へと延期になりました。
そこで発生した弊害が、このために準備していた18きっぷがまるっと一枚余ってしまうということでした。
売るという手もあるにはあるのですが、どうせなら自分で使ってしまえ!ということで、とりあえず出かけることにしました。

金沢から18きっぷを使うとなると、北陸本線で福井方面へ行くか、七尾線能登半島の方へ向かうか。
しかし、どちらも最近乗っているので、新鮮味に欠けます。ならば・・・

イメージ 1
三セク化された元北陸本線をひたすら新潟方面へ向かってやろうじゃないか!
乗り込んだ始発列車内できっぷを買って、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道と進んでいきます。

イメージ 2
富山で413系に乗り換え。うむ、北陸色はやっぱりいいね。

イメージ 3
泊からはえちごトキめき鉄道のET122形。
同一ホームに縦列停車するのが面白いですね。

イメージ 4
列車は直江津行きですが、途中の糸魚川で下車。

イメージ 5
ここから先は、大糸線で南下するという選択肢もあるのですが・・・

イメージ 6
今回は、列番上は臨時列車ながら今や毎日運転する唯一の485系充当列車となった快速、通称「糸魚川快速」に乗ることにします。
糸魚川快速こと8621M/8622Mは、新潟と糸魚川を1日1往復走る列車。昨年春の北陸新幹線開業によって廃止された特急や快速を補完する意味合いで設定されたものらしく、特急北越などで使用されていた485系3000番台がその役を担います。

イメージ 7
快速ですが、車両はもちろん特急型そのものですから、車内はリクライニングシートが並ぶ乗り得列車。全車自由席なので、乗車券以外に追加料金も要りません。
1号車に半室だけ設定されていたグリーン車も健在で、こちらはJR線内でグリーン料金が必要となります。が、えちごトキめき鉄道線内ならこちらも追加料金不要。
糸魚川直江津間だけなら乗車券のみでグリーン車に乗れる、これはさらに乗り得ですね。 

普通車の適当な座席を陣取り、リニューアルされて国鉄型感は薄いものの、貴重な485系を堪能します。

イメージ 8
終点の新潟まで乗車するつもりでしたが、車内で色々接続列車や乗車ルートを調べているうちに、只見線に乗りたいと思いつきました。
そのために長岡で下車。新潟まで乗るより1時間ほど乗車時間は短くなりましたが、それでも長岡までの1時間半は非常に快適に過ごすことができました。

イメージ 9
長岡からは、上越線の列車で南下します。車両はE129系
新潟近郊は115系という時代は終焉を迎え始めているようで、まだ115系も多く見かけるものの、E129系の侵攻はかなり進んでいるように感じられました。
良くも悪くもJR東日本らしい雰囲気の漂ってくる車両です。

最近新潟の115系による運用が終了したという上越線を南下して、只見線を目指します。

続きます。