テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

8月24日 金沢に戻る。 ③

松阪で一泊し、スッキリした気分で朝を迎えました。
二日目の旅に気合を入れ、意気揚々と駅へ向かうと・・・

伊勢鉄道線大雨の為運転見合わせています。快速みえ号・南紀号ご利用のお客様ご注意ください。」

・・・お?

なんと、いきなりつまづいてしまいました。
伊勢鉄道っておい、お前規格良い立派な線路持ってんだろうが!と心の中でツッコミを入れつつ、しかし亀山経由にすると列車の時間までかなり間がある。
困ったなぁ・・・

やっぱ三重県内では近鉄が強いのではないだろうか、と一縷の希望を見出し、近鉄のホームへ。
しかしこちらも動いているのか微妙な感じ。まったく情報を放送してくれなくて、ホームにいる駅員に詰め寄ってキレ出す人までいる始末。
結局JRで亀山経由、もしくは伊勢鉄道の運転再開を待つよりは先に近鉄が動き出したので、18きっぷで行きたいところではありますが近鉄で名古屋を目指します。

なんとか名古屋までたどり着くと、なんだかもう18きっぷにこだわらんでもいいではないかというような気持ちさえ湧き出します。

そして・・・

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乗ってみました、初めての名鉄です。
電車でGO!名古屋鉄道編でしか触れたことのなかった名鉄。感動です。

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名鉄新可児まで行って、そこから先をJRで。という流れを名鉄車内で決めて、しばらく名鉄を堪能します。

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新可児では、広見線のさらに奥へと向かう6000系を撮影。
行き先表示が看板なのが魅力的です。方向幕もあるようですが、なぜ看板を使っているのかは名鉄初心者勢の私にはわかりません。。

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さて、二日目もお昼近くなってようやくJRに乗車です。
太多線可児駅より、美濃太田経由で富山を目指します。

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美濃太田で乗り換える高山本線の列車は、前日に続いて再びキハ25形ロングシート車。
太多線キハ75形で高山本線キハ25形、絶対役割逆だと思うのですが・・・
圧倒的に長距離を走るこっちをクロスシートにして欲しいというのが鉄オタ的ではあるかもしれませんが、一人の利用者としての希望ですね^^;

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なんだかんだ言いながらも列車は順調に北上。
終点の高山を目前にした久々野では30分近くに及ぶ長時間停車がありました。
上下の特急を待避する形になります。

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まずは南下する上りが到着。
ここで下り列車と交換するため、運転停車します。

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続いて、若干遅れ気味に上りが通過。
あぁ、18きっぷでなければ迷いなく向こうに乗るのに・・・

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久々野での待避も無事終え、終点の高山へ。
今回は時間的に高山観光はできなかったのですが、高山の街、私、気になります!
高山は金沢からだと鉄道利用よりバスの方が楽に来れそうなので、ここへ来るとなると鉄道を裏切ることになりそうです・・・

列車を乗り継いで、高山本線をさらに北上します。

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ここから先も、やっぱりロングシートなキハ25。
昨年春に美濃太田~岐阜間を乗車した時もキハ25でしたから、高山本線JR東海管区は全てキハ25で乗り通したことになります。

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猪谷からはJR西日本区間へ。
前後で顔の色が違うキハ120に乗り込み、ずいぶん久しぶりに感じるボックスシートを確保しました。

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富山に到着して、高山本線完乗完了。
金沢に来て半年、高岡以東に来るのは初めてなので、もちろん富山駅に来るのも初。(新幹線で通り過ぎたことはあるけれど)
そんな富山駅は、すぐに青い413系に乗り換えてしまったので特に改札を出たりすることなくスルー。
そのうちライトレールとか見に来たいのですが。

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今回の締めくくりは、高岡で乗り換えたあいの風の521系
幕はJR時代と変わらないのか、金沢で「新快速」表示なんかを見ることもできました。あんまり違和感はないけれど。


この旅では、紀勢本線高山本線といった、初乗車かつ、全区間走破を成し遂げる路線が多くて、非常に楽しめました。
大学生の間は金沢と大阪を行き来することもまだまだたくさんあると思うのですが、そこでどのように工夫して新鮮さを生むか。考え出したらキリがありませんが、時間がたくさんある今だからこそ、そういう楽しさを追求していきたいところです。
やりすぎると金が追いつかなくなりそうですが・・・(笑)

二週間後には再び大阪に帰ったのですが、ひとまず初めての夏休み帰省はこれで終了したのでした。
しかしこの時はまだ8月。夏休みはさらに半分以上残っていたわけです。
もちろん私のお出かけはとどまるところを知りません。翌週末には再び鉄道旅に繰り出すのですが、それはまた次のお話で。