東京駅開業100周年記念Suica
ようやく、ようやく届きました。
それを記念して発行された限定Suicaをもとめた人の、永遠かと思えるような長い列が東京駅を埋め尽くし、最終的には販売中止を告げられ大騒ぎ、という事件があったのは印象深く記憶に残っていますね。
そんな出来事を経て、希望者全員に購入権が与えられることとなったこのSuica。
マナーの悪い部分が見え隠れした事件のおかげで、東京から遠くは慣れた大阪からでも定価で手に入れることが出来るようになったというのは、なんだかとても複雑な気分ですが、せっかくチャンスが巡ってきたのだからということで、右にならえで申し込みました。
申し込み数が500万枚近くに及んだのですから、そりゃ捌くのに一年かかるわけです。
申し込んでいたことも忘れかけていた10月半ば、突然振り込み用紙が届きました。
しまった、このタイミングで2000円の出費は痛い!とか思いつつも、ここはしっかり振り込みました。(チャージの1500円が返ってくるから本当はそこまでいたくないはずなのですけれどね)
そして2015年11月20日。
東京駅開業101周年を迎えてしまう一歩手前で現物が届きました。
わくわく。
台紙。・・・を、厚紙が挟んでくれています。厳重ね。
ぱんぱかぱーん。台紙です。こちらは内側になります。
赤れんがの美しい東京駅丸の内駅舎と、東京駅の年表が書かれています。
ひっくり返して、台紙の外側です。
レンガの意匠がナイス。おぉー、と声が出ました。
ロゴもかっこいい。
そして本命、記念Suicaです。
初めてこのデザインが発表されたとき、なんとまぁ美しいカードだろうかと感嘆しました。
大阪にいるからこれは買いにいけんなと思うと、結構悔しかった記憶があります。
前述の通り、大騒ぎになったおかげで僕も手に入れることが出来たわけですが、こんな入手方法は今回だけで金輪際無いことを願いたいですね。やっぱり、なんとなく心から喜べなくなっちゃうので。
それにしても、希望者全員に購入権を与えるという発表が出る前、徹夜転売師組が手に入れたであろう記念Suicaがオークションに出ていましたね。
あれは売る方も売る方ですが、買う方も買う方です。あそこまで値段が上がるというのは恐ろしい。
何十万も出して手に入れた人は、まあ自業自得なんですが、気の毒なもんです。
そんな、1年越しで届いた記念Suica。
傷つけないように初期チャージ分の1500円は使って、永久保存になる予定です。