テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

マイクロエース キハ32形 鉄道ホビートレイン

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取捨選択にさんざん迷って、迷って迷って迷った結果、こいつを買ってきました。
TOMIXのEF62と迷ってたんですよね・・・
僕の所有する中ではかなり珍しくマイクロエース製です。単品では初めて。

予土線全線開通40周年、宇和島~近永間開通100周年となる節目の年であった昨年3月にデビューした鉄道ホビートレイン
その奇抜な外見もさることながら、日本で唯一新幹線の通っていない(開通しているかどうかで言えば北海道もまだですが)四国に『日本一遅い新幹線』が誕生したとして、メディアでも多く報道されました。
海洋堂ホビートレイン」「しまんトロッコ」とともに、予土線3兄弟として活躍しています。
JR四国は他にもキハ47形を改造した「伊予灘ものがたり」なども登場させて、西予から南予の路線が熱い感じですね。
徳島や香川と比べると、近畿方面からの距離も遠くて行きづらいイメージの強いであろう愛媛、高知(特に西のほう)。こういう話題性のある列車を見に、乗りに、そしてその土地の魅力を発見する。そういう流れの一つになっていれば嬉しいですよね。
愛媛の中でも東予系の僕としては西条や今治、松山ら辺から推していきたいですが、四万十もとても素晴らしいところだったので、ぜひみんな行きなさい(命令)。

長くなりましたが、模型の方を見ていきましょう。

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0系なお面を着けた方。実車では窪川側です。
見た目としては、かなり実車の雰囲気が出ていると思います。
ぱっと見て、そうそう!これが鉄道ホビートレインだ!となる感じです。
こちら側の顔で目につくのがライト。前照灯のこの、奥まったところから筒を通して光が放出されているという、実車、そして0系のイメージが完璧に再現されています。これはポイント高い。

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テールライトも同じく。
方向幕がちゃんと点灯するって言うのも素晴らしいですね。
実車ではメッシュ構造になっている「鼻」の先は、色を違えることで表現されています。

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宇和島方の前面。
こちらはお面を着けておらず、塗装で0系の雰囲気を作っています。カオスなだけとか言われんよ?
ダミーカプラーが装着されていますが、これはそのうちTNカプラーかなにかに交換したいと思います。

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特異なお面を真横から。
模型故に肉厚ではありますが、しっかりと浮いた「鼻」のお面は実車さながらです。(さっきからライトのことやなんやかんやで『実車』と連呼していますが、僕はその実車を見たことがないと断っておきましょう)

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実車と同じく、キハ32形本体の前照灯から伸びる筒も再現。これがまた再現度の高いこと。見ているだけで細かさにテンション上がります。

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細かいと言えば、さすがはマイクロと言ったところでしょうか。表記類の緻密さは目を見張ります。ちゃんと読めますもんね。

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ドア横の「後のり|前おり」のサボなんてやばいですよね。なんかもう。

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車内の模型達も再現されています。
これは登場から昨年12月まで「四国に縁のある列車」として展示されていた車両が再現されています。
よく見ると、上からキハ181系、キハ58系といった具合に、なんとなく形式も判別できます。

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最後にパッケージ。
鉄道ホビートレインロゴマークが描かれています。
こういうのがついていると、なんだかオリジナルグッズみたいな気がしていいですね(笑)

ここのところ、出荷の遅延や定価のインフレ(ちょっと手が出にくい値段になってきていますね、、、)で将来が不安なマイクロエース
こういう面白いというか、マニアックな車両を出してくれることにマイクロの価値があるわけですから、頑張ってほしいのですが・・・
KATOやTOMIXに負けず、踏ん張れマイクロ!

今月はKATOのパノラマしなのも買うつもりなので、お財布がいたいです・・・