テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

4日目 ~西と見せかけて北へ~ ⑥

この春の18きっぷの旅の記録も最終回です。
ずいぶんだらだらと書きましたが、最終日の最高到達地点の福井から折り返し、大阪へと向かいます。

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名古屋行きのしらさぎ12号、もちろん681系です。
一目見てわかる変更点が帯の色だけですから、相変わらず違和感がありません。
これとかサンダーバードに乗れば帰りも早いのだろうなと思いつつ、しらさぎは見送ります。

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対岸のホームに停車していた新型顔の521系
こっちにも乗ってみたかったですが、結局帰りも従来型の521系です。

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これで南下します。
そういえば、関西圏ではまだ見慣れない前面の転落防止ホロですが、何度か眺めているうちにそれほど気にならなくなるものですね。
むしろ凹凸感があってかっこ良くさえ見えます。

敦賀行きの普通列車に乗り込み、来た道を引き返します。
日が傾き始めた中を着実に進み、長い長いトンネルを抜けたら早くも敦賀です。
敦賀の手前に交直セクションがあるわけですが、全然わかりませんね。
消灯するわけでもありませんし・・・

乗ってきた列車は一応敦賀止まりですが、敦賀で20分程停車した後に近江今津行きに変身します。
なので、乗り換えなしの乗りっぱなし。

近江今津行きになった列車はさらに南下を続けます。

敦賀を出てすぐ、敦賀車両センターの車庫が見えてきました。

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運用がなくなったEF81。これは113号機で、ダイヤ改正時に残っていた7両EF81
のうち、この後(この日は17日で、他に43、44、114号機が残っていました)も松任に回送される事なく残存しています。
クルーズ列車として走る事が決定しているトワイライトエクスプレスの牽引機となるのか、このまま京都の新博物館へ移送されるのかはわかりませんが、仕事を終えてひっそり佇む姿には少し寂しさを感じました。

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見た目はディーゼル機関車でしかない事業用気動車キヤ143の姿も見えました。
ラッセルヘッドもついてますね。
奥には隠れていますがDD15も確認できますね。
手前のに置き換えられてしまうわけですが。。

列車は築堤を登り右へ大きくカーブして下り線を越え、ループ線に入ります。
どれくらい登っているのか実感はなかなか沸かないですが、トンネルを抜けて眼下に敦賀の街が見えた時には心が躍りますね。
地図で見た時に、ループ線って本当に一周まわってるんやなぁと思った時も心が躍りました。

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近江今津に到着。
ここまで来ると、かなり帰って来た感がありますね。

後はお隣に停まっている列車に乗り換えて、京都方面へ向かいます。

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旅の締めくくりは117系でした。
のんびり座って沈む夕日を眺めつつ、唸るモーター音が気持ちよくて眠たく・・・はならず、湖西線をぶっ飛ばす国鉄形にむしろ興奮しながら山科へ。
同時に隣に入線する快速に乗り換えて京都へ、京都でさらに新快速に乗り換えて大阪へ戻りました。

これにて旅は終わり。
毎回一人でひたすら電車に乗り続ける旅に出る前は、苦行やなぁと構えてしまうのですが、旅がスタートすると楽しいんですよね。
今回もあっちこっちに行って、総乗車距離は1900㌔ちょっと。
惜しくも2000㌔オーバーとはなりませんでしたが、それなりにお尻が痛くなる程には乗りました(笑)
でも、1900㌔ちょいって言うと青森から東北/東海道/山陽本線経由で博多まで行くくらいの距離ですから、それ考えるとなかなか。
『晩飯までには帰宅』という縛りをつけた事もあって、切符代以外にかかったお金もあまりなく、とてもリーズナブルに、充実した旅をする事が出来ました。
この後大学は不合格だったという事にはなるのですが(汗)、来年もこういう事が出来るようにしっかりやろうと思います。

それでは、だらだらしすぎましたがこれで以上です。