テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

1日目 ~舞鶴~ ②

舞鶴線の線路後が転用された、遊歩道を進んでいきます。

徒歩だと遊歩道の入り口から5分くらいでしょうか。
ちょっとした丘というか、竹林の山にレンガ造りのトンネルが見えてきます。

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『北吸トンネル』。
これがまた鉄道廃線跡である事を強く印象づけます。
1904(明治37)年に軍港への引き込み線として線路が開通した時からあるようなので、110年以上の歴史があるというわけです。
このトンネルのレンガの積み方はイギリス式だとか。

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トンネル内には、こんな横穴の跡も。

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2002(平成14)年には、国の登録有形文化財に指定されています。

トンネルを抜け、さらに先へ進みます。
しばらくすると国道27号線へと出て、そこからは遊歩道というより一般的な道路脇の歩道(とは言え線路跡なので、なかなかに広いですが。)という様相になります。
舞鶴線跡に対して、国道27号線を挟んだ対岸に位置しているのが赤れんが倉庫群。
舞鶴旧日本海軍舞鶴鎮守府が開設された1901(明治34)年から建てられた赤れんが倉庫で、明治時代から大正時代にかけて作られた12棟が現存しています。

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風情あるレンガ造りの建物が建ち並びます。

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資材運搬などに使用されたと思われるレールと転車台跡のモニュメントもありました。

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こういう表示を見ると、本当に海軍の基地だったんだなぁと思わされます。

赤れんが倉庫群は程々に、本来の目的地を再び目指します。
倉庫群を抜けてすぐ、最初の目的地である「北吸桟橋」に到着。

ここでは海上自衛隊の艦船の見学が出来るとの事で、あまり詳しい分野ではないものの、初めて間近に見る自衛隊の船なので、かなりワクワクしていきました。


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まずは、護衛艦しらね。
調べてみると就役は1980年との事で、けっこう古いんですね。
後継艦として「いずも」が就役するため、退役予定だそうです。

一緒に行った友達に解説してもらいながら、観察してまわります。

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もうすぐ退役だから、既に砲塔が外されているとかなんとか。

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船に上がらせてもらえそうな感じでしたが、今回は岸壁からの見学のみでした。

この日は他にも数隻見学可能でしたので、それについてもまたどんどん綴ります。
続きます。