テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

ついに念願の国鉄色583系を撮る!! ~甲子園臨~

僕が彼を見たいと初めて願ったのは、もう10年も前のこと。
たぶん、鉄道ファンかなにかで見て惚れたんだと思います。
横浜にいた時代、電車を見に行く=京急でしたし、他に馴染みがあったのはせいぜい横須賀線くらいでした(当時、横須賀線にも臨時列車で様々な車両が来ていたなんて全然知りませんでした)。
大阪に引っ越してきて、ついに「きたぐに」で彼との邂逅を遂げます。
しかし、「きたぐに」現役時代でも心の片隅にあったのは『原色を撮りたい』という気持ち。
度々訪れるチャンスを毎度毎度逃してしまいながら、今日を迎えました。
今日は秋田の県立角館高校の皆さんを乗せた甲子園団臨がやってくる日。
今日こそは。今日こそは長年の夢を叶えようと、諦めずチャリを飛ばしました。
・・・何で諦めの気持ちがあったか?ふふふ、寝坊したんですよ(てへぺろ

もともと淀川鉄橋→北方貨物線という予定でしたが、目覚めたのが5時55分。
Twitter情報では、ちょうど山崎を通過した頃だったようです。
いつもならここで半泣きになって二度寝するのですが、今日は違いました。
2分ですべての準備をし、目覚めてから4分で家を出発。
我が家からならまだ淀川通過に間に合うかもしれなかったですが、無茶をして失敗するのも嫌ですし、直接宮原方面へ。
中津付近で彼の姿を確認し、テンションMAXでチャリを漕ぎまくって(原付と良い勝負するくらいにはスピード出したな)目的地に到着しました。

さすがに先客がぼちぼちいて、それでも自分の撮影するポイントをしっかり確保しながら彼を待ちます。

踏切が鳴りだし、遠くに心安らぐ3灯が。
やってきました。

イメージ 1
ひとつ隣の踏切で撮ってらっしゃる集団の張り出し具合がなかなかで、正直邪魔だなぁとか思いつつも、自分もそうしたい気持ちが無いわけではないので、ここは気持ちを収めて撮影に没頭します。

イメージ 2
引いて。しっかり6両編成丸ごとを収めることが出来ました。
地上設備がスカートにちょっとかかっちゃったけど・・・まぁ良いや(笑)

イメージ 3
後打ち。あかん、やっぱりコレかっこ良すぎるよ・・・
死ぬ気でチャリを漕いで良かった。これほど報われることはありません。

イメージ 4
さらに後打ち。

イメージ 5
さらにさらに後打ち。
車両限界いっぱいいっぱいの大きな車体にパンタ部の低屋根構造、着けている車両も数少なくなった特急エンブレム、よく似合っている国鉄特急塗装。
何をとっても魅力でしかなくて、魅力=583系といっても過言ではないはず。
ほんとに、撮れて良かった。
いつも、画面のむこう、誌面の中。ずっと憧れていた存在を、自分の目で、生で見ることが出来るというのは、これほど嬉しいことなんですね。
とても幸せな気分です。

さて、帰るか。。。。。とはいかず。
名残惜しいので、宮原まで追いかけます。
見当たらないなぁ・・・と、ゆっくりチャリを走らせていると、人だかりが。
行ってみると、やはりそこから彼が見えました。
イメージ 6
遠い(笑)

宮原では長居せず、余韻に浸りながら帰路につきました。


以上です。