テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

9月4日 18切符を消化せよ! ⑥

新津鉄道資料館を満喫して、再び列車の旅へと戻ります。

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新津駅に戻ると、ちょうど115系が入線。初めて見る新潟の115系です。
新潟色と呼ばれる青い塗装。なかなか似合っていると私は思うのですがどうでしょう。綺麗な色合いです。

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続いても115系がやってきました。
こちらは新潟色。電車でGO!勢としてはほんの少し縁のある塗装です。
キムワイプなんて言われたりもしますが、色合いは確かに似てますよねぇ。
新潟色のさっぱりした雰囲気に対して、こちらは妙に垢抜けない印象を受ける(個人の感想です)のですが、こちらはこちらで嫌いではありません。
これからどんどん消えてゆくものたち。どんな色であろうと尊いのです。

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ここから僕が乗るのはキハ47。
磐越西線の津川から、国鉄気動車が堂々と、ステンレス車も行き交う新潟へと突入してきます。
一本前の新潟行きはE129系でしたから、差が激しすぎますね(笑)

30分ほどディーゼルに揺られ、新潟駅へと向かいます。

日本海側で唯一の政令指定都市である新潟市。市全体の人口こそ広域合併によって増えたものなのかもしれませんが、さすがと思わせる程度には駅前も栄えていました。
乗る予定の列車までしばらく時間があるので、少し新潟の街をお散歩。

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柳都大橋より、信濃川の河口を眺めます。
長野からはるばる367km、千曲川から名前を変えつつ流れてきた日本一の長さの川はここで日本海へと注ぐのです。感慨深いですね。
新潟港、新潟フェリーターミナルなどもこの先にあり、佐渡汽船で佐渡へ渡ったり、新日本海フェリーで北海道へ向かう玄関口となります。
実は僕の先祖は佐渡の人で、佐渡から出てきたのは曾祖父の時代。
佐渡へ渡ればかなりの割合で同じ苗字の方々がいるとのことで、ぜひとも自分の苗字のルーツとなる地を訪ねてみたいという気持ちは結構昔からありました。
今回新潟へ来ること自体が結構楽しみで、これは偶然かもしれませんが、新津でコンビニに寄ったらレジの店員さんが同じ苗字で、さすが新潟・・・!となったり。
鉄道旅とは切り離して、佐渡は行かねばなりません。

新潟駅へと戻ります。

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ほとんど旅も終わりとなりました。
ここから乗車するのは、旅の始めにも乗った、485系充当の糸魚川快速。
どうせ同じ方向へ進むなら、乗れる時に乗っておかないと後悔する車両に乗っておかないとね!
何より、快適に移動できるのがポイント高い。

途中で乗り込んでくる高校生らしき制服を着た集団を見ながら、485系で通学とか最高かよ・・・なんて羨望を抱きつつ、のんびり駅弁を食ったり。
信越本線直江津まで、直江津からはえちごトキめき鉄道に入り糸魚川へ。
トキめき鉄道線内では車内チャイムが流れたり、電源切り替えで室内灯が消えたりして、飽きることのない2時間半を過ごしました。

糸魚川からは来た道をひたすら帰れば良いのですが、なんとなく面倒くさい気分になってしまい、新幹線で帰ることを決意。
新幹線だと泊行きの在来線より糸魚川出発が遅くなるので、せっかくの待ち時間だからと駅の外へ。

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おぉ、いるいる。
大糸線で活躍したキハ52 156が、待合室として保存されています。
新幹線建設に伴い撤去されてしまった赤レンガの機関庫もこうして一部が残され、さながら庫内にキハ52が停留しているような雰囲気。

決められた日にはキハ52が屋外に引き出されて展示されることもあるようで、いい環境で保存されながらしっかりと活用されているのは嬉しく思います。
また待合室に入れる時間帯に来たいです。車内も見てみたいですしね。
かつての相棒、いすみ鉄道で頑張っている125号も乗りに行きたいところ。あぁ、行きたいところだらけで困る!

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そんなわけで、最後は新幹線で締めくくり。(これは反対方向の列車ですが)
三セク在来線を乗り継いで帰るより少しお値段は高くなりますが、やはり新幹線は早いし快適。
基本的には「新幹線なんて今更作らんでええやろ」派なのですが、いざ自分が使うかどうかの選択を迫られる場面になると使ってしまいます。
できてしまったものにどうこう言っても仕方ないから、あるものは活用すべし方式です^^;
敦賀とか大阪延伸はもうしなくてええんちゃうか・・・?)

と、これで新潟・福島・山形初上陸の南東北ぐるっと旅は終了となりました。
糸魚川快速だったり只見線だったり、新津鉄道資料館だったり。今回も濃い旅となりました。相変わらず乗りっぱなしではありましたが。
もちろん、この夏休みの旅はまだまだ終わることを知りません。
とりあえず、この旅で使った後残った18きっぷは、再度実家に帰る際に使用して完全消化しました。その際ようやく京都鉄道博物館へ行ったので、その話はまた後日書こうかと思います。
うーん、書いても書いても書ききれないなぁ!(楽しい)

以上です