さらば、381系。
「くろしお」では1978年より37年に渡り"顔"として走り続け、「こうのとり」他北近畿系特急では、183系に引き続き、国鉄色を見に纏う貴重な存在として親しまれてきた381系。ついに関西地区での定期運用を終えました。
特に、「くろしお」は「しなの」に続く381系の代名詞。
「しなの」から381系が撤退して久しいですが、今回はそれに次ぐ381系史の節目と言えるでしょう。
そんな381系の、ここ最近の記録です。
9月26日
久々に梅田へ出る用事あったので、せっかくだからと梅田貨物線へ。
くろしお14号
10月25日
この日は中百舌鳥に所用があり、その帰りにちょうどタイミングが合いそうだったので、上野芝へ寄りました。
くろしお26号
すっかり陽が落ちるのも早くなり、高速で通過する列車を撮るのは一苦労です。
10月29日
こうのとり21号
同上
10月30日
いよいよ運用終了日。最後の最後に、記録と記念乗車に出かけました。
まずは朝、塚本で。
こうのとり3号
こうのとり6号
いったん勉強時間を挟み、午後から最出陣です。
天王寺へ向かいます。
くろしお18号
初めて撮りに来る場所でしたが、なんとか撮れました。
続いて今宮へ。
くろしお17号
さらに多少の勉強時間を挟み、再々出陣。
ふたたび天王寺へ向かいます。
くろしお26号
このくろしお26号は撮るだけでなく、終点の京都まで乗り鉄です。
くろしお26号→回送
先行の新快速の遅れが響き、京都には4分延着でした。
すぐに新大阪へ引き返します。
遅れのせいで、一旦改札をでてきっぷを買って・・・という作業にとても焦りました。
くろしお25号
さすがに撮影者も多かったですが、幕回しなんかも見られてラッキーでした。
こうのとり22号→回送
こうのとり21号
最終日は特に381系盛りだくさんで、時間に制限のある中ではこれでもかという程追いかけたつもりです。
それでも全然物足りない。また一つ失われるものがあるというのは、どれだけ満たそうとしても満たしきれないものがありました。
ここでは381系だけをピックアップして掲載しましたが、今回は久々のガッツリ撮影ということで結構副産物もあったので、それもまたそのうちアップできるかなと思います。
381系も残すところは「やくも」のみとなりますが、こちらも最後の砦として奮闘してほしいものです。
来月再来月とさよなら運転があるようですので、そちらも撮りに行かれる方の健闘をお祈りします。