テツの箱をつくる人の徒然

「電車小像の鉄道日記」を放ったらかして1年。ブログ、再開しました。

冬の旧線ハイキング!福知山線を歩く。 ②

福知山線の、武庫川渓谷に沿った旧線を歩きにやってきました。

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ハイキングコースに入って早速、立派に整備された橋が現れました。
こちらは名塩川を渡るもののようです。

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ハイキングコースの整備によって、ぱっと見は鉄道橋に見えませんが、少し横にそれて全体を見渡すと、これはまさしく鉄道のガーター橋であると実感できます。
今となってはあまりよくわかりませんが、これ、コーズが整備される前はどうやって渡ってたんですかね・・・
渡り板とかあったのでしょうか??

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錆びまくっていますが、確かにその姿を残している、速度制限標識もありました。
ここに列車が走っていたことを実感できる、アツいアイテムです。
このような遺物は、コース内に何箇所か見受けられました。

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そして、突如現れるトンネル。
生瀬から数えて3つ目になるここは、北山第一トンネル。
坑内は全く光がなく、完全な暗闇になっています。懐中電灯の携帯は必須です。
ちなみにここにはトンネルの右側に「旧線の旧線」が存在し、川側に、トンネルを通らない線路があったようです。
これについては後から気づいたのでいい写真を撮り損ねましたが、トンネル右側に写っている柵の奥が、旧線の旧線、阪鶴鉄道が最初に通した線路跡だったようです。

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北山第一トンネルの福知山側杭口。
こちらもわかりにくいですが、左手に映る柵の奥に見える用地が、最初期の線路跡ということになります。
この旧線の旧線が旧線の新線(ややこしい)に切り替えられたのは、おそらく安全確保が目的と思われますので、こちらも整備して歩かせて欲しいなというわけにはいかないのでしょうが・・・少し気になります。

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谷間には陽が当たらず、天気の割に寒い区間も多々。
気まぐれに連れてきてしまったため、相方には悪いことをしました。
寒い寒いと言いながら、前に進みます。

続きます。